一度で”一緒”に二度美味しい。@神田 勝本

一度で二度美味しいつけそば！神保町の駅から数分にある『神田勝本』、ここのつけそばは一度で二度美味しい。普通この「一度で二度美味しい」って話は、大体の場合が”前後関係”だったりします。例えば、ラーメンを食べた後に雑炊にできるとか、ラーメンを食べた後に味変できるとか。だが、つけそば勝本の場合はこれとは違って、丼の上下に違う種類の麺が２種類が相盛りになっているのです。いうなれば、一度で”一緒”に二度美味しいのだ。

もう少し詳しく迫ってみましょう。
一度で二度美味しいそばは「清湯つけそば」。清湯と書いて、”しょうゆ”と読ませます。清湯とは、濁りのない清んだスープで、いわゆる淡麗系と呼ばれるもの。醤油ベースのスープとのダブルミーニングなんですよね。こういう細かいところにもセンスの良さが感じられます。鶏の旨味がしっかり感じられるコク深いスープで、魚介の風味やカエシの醤油もしっかり機能した安定度の高いスープ。トッピングの１つ１つもこれに比例するように丁寧に作られております。

浅草開化楼の特製である２種類の麺は、平打ちの太麺とかための細麺。当然、太さが違えば茹で時間も違う、当然、茹で時間が違えば手間も違ってきます。ありそうなのに他ではなかなかないのはこうした事情もあるでしょう。

太麺はみずみずしいツルッとした食感で滑るように楽しめるもの。うどんのような伸びる食感もあり、上手にスープにコーティングされていきます。一方の細麺は、博多ラーメンを彷彿とさせるようなかためで食感や小麦の香りが楽しめるもの。同じスープでも麺が違えば、印象が違うという実験的な楽しみも与えてくれます。

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神田 勝本
050-5590-6256
東京都千代田区神田猿楽町1-2-4
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13192433/