和からイタリアンへ。一度で二度美味しいつけ麺。@忍八

浜松町・大門エリアにあるラーメン店『忍八』。名は体を表すではないですが、まるで一目を忍ぶような路地裏にあるラーメン店。細い路地は少々心許ないですが、店の前にできる行列が安心感を与えます。メニューは、醤油、塩、味噌などバラエティに富むが、その中にあって一押しはつけ麺。さっそくいただいてみましょう。

いわゆるつけ麺に多い、魚介の風味ガツンのドロドロのものではない。赤いシルエットが辛さを連想させますが、これの正体はトマトで爽やかな酸味をほのかに感じさせます。これと魚介で鰹のような煮干しのような和風な味わいが握手しております。

麺も特徴的で全粒粉特有の粒が視認できるもの、強い食感とともに小麦の風味もバッチリと感じられます。ドロドロのスープでなくとも、麺としっかり絡んでそれぞれの味わいが口の中で調和していきます。

卓上には珍しい調味料がたくさん並ぶ。特に辛味を重要視しているのか、タバスコ、ラー油、一味と世界の辛味スパイスが集合しております。また、粉チーズの存在などもとても珍しい。

「あっ！」と思い、ライスを急遽追加で注文。トマトベースのスープとあれば、チーズとタバスコを加えてイタリア風のおじやが完成します。一度で全く違う印象の丼を楽しむことができます。一度で二度美味しいつけ麺をご賞味あれ！

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忍八
東京都港区浜松町1-27-4 佐々木ビル １Ｆ・２Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13101258/