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2019.12.16 夜

蕈、茸、菌、木野子、この読みの共通点は?@シャングリラズシークレット 六本木店

鍋・おでん

六本木・麻布・広尾

5000円〜9999円

★★★☆☆

蕈、茸、菌、木野子、全に共通する読みは”キノコ”。表現の方法が多いのと同じように、その種類は無限にあるのではないかというほど。そんなキノコを何十種類も楽しませてくるレストランが六本木にある。名前は『Shangri-La’s secret(シャングリラズシークレット)』、その由来は中国の雲南省にあるシャングリラの街から。山岳地帯にあるこの街は”キノコの街”としても有名なのだそう。それでは、キノコ尽くしのコースの一部をご覧に入れましょう。

宝茸黒湯、6800円のコース。大まかにいえば、こんな構成。鍋を一言でまとめているが、ここにはかなりの厚みがございます。
前菜串揚げ鍋食事
「前菜」にもさっそく花弁のような榎茸や、キクラゲなどのキノコ類が並ぶ。同行者が勘違いしてましたが、キクラゲは海にクラゲとは違いますよ。笑 漢字では木耳と書きますしね。

「お肉のような串揚げ」と名付けられた一品ももちろんキノコ、ヤマブシダケでございます。しっかりした食感が肉のようなのでグッドな選択だが、味わいは通常であれば淡白なもの。ここにスパイスであるクミンをバチッと効かせて、まるで羊肉を食べているように印象操作されます。確かに肉のようだ。笑

さて、真打の鍋が登場。真っ黒なシルエットのスープの名前はずばり”ブラックスープ”。

複数種類のキノコの旨味が溶け出したスープで、滋養強壮そのものといった香りが漂います。このスープに、キノコ、野菜、肉としゃぶしゃぶしていくのです。フォトジェニックなプレゼンテーションは高級食材の独断場ではないと伝わりますよね。

彩りも形も豊かなキノコ達が整列している姿は何ともいえず愛くるしい。ご丁寧にお名前まで列挙しているのでお勉強にもなります。キノコの力を借りた野菜や肉もそれなりの恩恵をしっかりと受けております。

締めの食事ももちろんキノコ。キノコご飯の上に、またトリュフを!相方がまたトンチンカンな事を言ってましたが、トリュフもまたキノコの一種なのでございます。一気通貫、シャングリラらしい卵かけご飯と言っていいでしょう。

これで終わりかと思いきや、デザートまでなめこを使ったアイスときたもんだ。ちなみに、キノコって実は150万種類も存在するんですって!そんな無限の可能性を持つキノコ。その世界の第一歩にシャングリラズシークレットはいかがでしょう?

シャングリラズシークレット 六本木店
03-6804-5095
東京都港区六本木4-11-11 六本木GMビル 4F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13175214/

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