2019.11.02 昼 20周年おめでとうございます!北陸を堪能できる寿司の名店。@鮨 志の助 寿司 金沢 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 金沢の名店『鮨 志の輔』へ。北陸の生ける伝説の寿司職人「小松弥助」の森田氏のお弟子さんとしても知られます。「助」の字を与えていることが、師匠がその実力を認めた証左。と言っても、すでに独立して20年。飲食店の10年生存率が5%なんて言いますから、20年という数字の凄さは、弟子という枕詞が必要のない実力の高さを示しております。 北陸さん、ありがとう!北陸らしく海の幸がカウンターに並びます。ネタのほとんどを北陸産にこだわり、つまみには見事に北陸の名物が並ぶ。北陸より北にしか生息しない「万寿貝」、 富山の氷見の代名詞ともされる「鰤」、 禁漁明けとなる「香箱蟹」などなど。 バター焼きにした万寿貝はスターターとしてお酒との相性の良さを作り、脂ののった鰤はもみじおろしと合わせてバランスをとる。そして、刺身には「赤イカ」「ノドグロ」「ガスエビ」と北陸の雄が続いていきます。 握りはシャリが特徴的で、芯が感じるほど硬めに炊かれております。寿司のアウトプットも球体に近いもので、なかなか他では見ないルックスをしております。シャリの主張が非常に強いが、あえて小さめに設定することでバランスをとっているのかも。ここは好みが分かれるポイントかもしれません。1番のお気に入りはマグロの炙り。これは北陸産のものではないが、逆にいえば地元以外でもいい素材を引ける実力があるということか。その他、相変わらず北陸のネタを中心に楽しませてくれます。 最後を飾る「マグロ」や「うなきゅう」の手巻きは師匠譲り。ご馳走様でした。20周年おめでとうございます! その他の握りのラインナップ。 「赤イカ」 「鯛の昆布締め」 「甘海老」 「雲丹」 「赤身」 「バイ貝」 「鯵」 「椀」 — 鮨 志の助076-216-5280石川県金沢市入江3-73https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000173/