2019.09.02 夜 イタリアンの一大グループ、東京の旗艦店が日比谷にオープン。 @SALONE TOKYO イタリアン・ピザ 銀座・新橋・有楽町 30000円〜49999円 ★★★★☆ サローネグループの最新店『サローネ トウキョウ (SALONE TOKYO)』横浜を本店とするイタリアンの一大グループ、東京の旗艦店として日比谷のミッドタウンにオープン。他の店舗同様に、伝統料理や地方料理を新しい技術で再構築する「クチーナ・クレアティーバ」を標榜しております。最新の商業施設で、最新の料理技術を堪能する、そんなレストランになっております。 シェフを務める樋口氏はシチリアでの修行経験を持ち、随所にそのエッセンスを感じさせます。また、また、貪欲に現地のオリーブオイルを探すなど研究に余念がなく、料理にも実験的なアプローチを感じさせます。ミッドタウンという絶好のシチュエーションも後押しして、洗練された料理の印象を残します。記念日利用などでも積極的に利用したレストランになっております。 「茹でタコ 2018/シチリア」シェフの修行したシチリアのエッセンスを詰め込んだ一品。チリア名物の蛸に、オレンジオイルの爽やかな柑橘の風味を加える。さらにはジャガイモとアサリのエスプーマで旨味を補完しております。 「ボレンタのアニョロッティ 鰻のソテー」ラビオリの一種。北イタリアでは一般的な食材である鰻のソテーと合わせる。 「熟成白イカとズッキーニのピュレ」熟成した白イカ、薄切りや角切りと食感に変を持たす。大きいものはねっとりと、角切りはサクッとした食感に。ズッキーニも同様で、ピュレにチップスに角切りにと様々な表情を見せる。 「ビゴール豚のカツレツ」フランスのイベリコ豚で脂身が特徴。アフリカに近いシチリアの土地柄、スパイスも多様する。胡椒のニュアンスをロングペッパーに、香りをコリアンダーにと上手に使いこなす。 「セロリのペンネ 烏賊肝サルサ」11品ものコースの中でパスタの役割をセロリに持たすのがにくい。ソースは烏賊の肝、やはり本場のイタリアを想起させます。 「太刀魚のインバナータと梵天丸ナス」インパナータとはパン粉を使った料理のこと。シシリアンルージュという地中海トマトがソース。 「フェットチーネと牛頬肉のペボーゾ」3種のビエトラと牛頬、牡蠣のソース。ここでもナツメグやカルダモンなどのスパイスが活躍。 「レモンのソルベ 桃の香り」 「蝦夷鹿のアッロースト」出汁を煮詰めたソースとともに。 「カッペレットインブロード」スープパスタ。生地のコンソメスープにチーズのラビオリを合わせる。カモミールの香りが爽やかな印象を残します。 — SALONE TOKYO050-5595-1408東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 3Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13218266/