銀座の銀座による銀座のための焼肉@焼肉 銀座コバウ

銀座六丁目、高級そうな雰囲気のビルの５階にある焼肉店『コバウ』。モダンな雰囲気で、個室、カウンター、テーブルと様々なシーンでの利用が想像できます。デートや接待はもちろん銀座らしく同伴にも使えそう。同じビルの８階には特別室なる、更にそれらの利用に合いそうな部屋の用意もあるようです。同伴でも接待でもないミトミえもんは５階の個室でお食事をいただきます。アラカルトの注文も可能だがコースが人気。リーズナブルな「コバウコース」と贅沢な「銀座コース」の用意があります。

前菜のキムチとナムルの盛り合わせから始まり、名物の１つである「リブロースのユッケ」が登場。

さっと炙ったリブロースに、タレと卵をかけて完成。土台となるパンは銀座の老舗木村屋のものと使うなど、銀座焼肉としての矜持を感じさせます。タレや卵が、そしてリブロースの脂がパンに浸透して一体感を作り上げます。ちなみに、パンは融点の低い雌牛のみを使っているそうで、こういうこだわりが作り出す一体感なのでしょう。

タンやランプなどを塩でいただいた後は、大判のサーロインの出番。

ジャンボの野原焼きを想起させますが、コバウでは和出汁でさっぱりいただくのが特徴。野原焼きのように卵と合わせて旨味を足し算する最高だが、出汁を使った脂とのバランスをとるのもアリなのかも。銀座で食事をしている紳士や美しい女性達に似合いそうです。

厳選した赤身肉（シンシン、クリ、カメノコ）をいただいた後の締めは「すき焼き」。

いわゆる普通のすき焼きと韓国のすき焼きから選ぶことができます。辛いもの好きはぜひ韓国風を！個人的にはコースを通して、これが一番お気に入りかも。いわゆるB級フードを最高の素材で作るっていうアプローチが好きなんですよね。高級の掛け算みたいな料理には疲れた今日この頃です。笑

「銀座」にある焼肉店、「銀座」の要素を詰め込んだ焼肉、「銀座」で遊んだり働いたりする人々が嬉しい焼肉。こちらは、銀座の銀座による銀座のための焼肉店といっていいでしょう。

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焼肉 銀座コバウ
03-5568-5510
東京都中央区銀座6-7-6 ラペビル 5F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13005008/