老舗料亭の空気と名物の東丼。@金田中 庵

日本三大料亭の１つに数えられる「金田中」。
敷居も値段も高いので、気軽に近づけるお店ではございませんが、系列店のランチならそのハードルが少々下がります。銀座の七丁目にある『金田中 庵』、カウンター席を中心としたお店で、やはり老舗料亭らしい品のよさが店内に充満しております。接待を兼ねたビジネスランチなんかにぴったりですよ。

鯛茶漬け、すっぽんの小鍋など高級料亭らしいメニューが並ぶ。この中にあって、開店当初からの名物とされるのが「三色半の東丼」。東丼とは、いわゆる漬けマグロの丼のこと。東から上る太陽に似ていることが由来です。金田中の東丼は、その太陽に鮪を筆頭に三色半の色で上ってまいります。黄身醤油に漬けた鮪、胡麻醤油に漬けた鯛、生姜醤油に漬けた鰤が三色、アオリイカが半を担当しております。

黄身、胡麻、生姜と強い味を刺身に与えますが、中でも鮪の黄身醤油の主張が一番強い。ご飯と重ねるとまるで卵かけ御飯のような様相を呈してきます。高級料亭であることを忘れてご飯をかっこんでしまいました。笑　その他、小鉢やお椀、デザートなどがついて3,024円。老舗料亭の空気代も含まれてるので、適正価格といっていいでしょう。ご馳走様でした！

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金田中 庵
03-3289-8822
東京都中央区銀座7-6-16 銀座金田中ビル　２Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13000591/