2018.11.14 夜 これが噂のフォアグラ鍋か!!@鳥長 焼鳥・焼きとん 西武沿線 5000円〜9999円 ★★★★☆ 念願だった練馬にある鳥料理専門店『鳥長』への初訪問。電話番号が非公開なのだから、予約困難どころか予約不可能だと思っておりました。ようやくたどり着いた上に、冬限定のかの有名な「フォアグラ鍋」が頂けるというプレミアチケット。きっと普段から徳を積んでいるおかげでしょう。笑 ちなみに、鍋を食べられるのはテーブルのみになっております。 鍋が登場するまでも様々な鳥料理を楽しませてくれます。名物の1つである「生つくね」を含んだ鳥刺しの盛り合わせからスタート。新鮮がゆえの臭みのなさはもちろん、むしろ旨味だけが舌に溶け出していくようです。 フォアグラ鍋までの助走はこんなラインナップ。串やたたきに揚げ物などバリエーションが豊富。 「もも肉のたたき」歯ごたえがタレの甘さを楽しませるには十分 「蓮根の肉詰め」 「串(ひざ)」コリコリした食感とジューシーさを併せ持つ! 「串(外もも)」 「ムネ肉のたたき」ジューシーさはももとは思えぬ。塩気も効いており、皮のニュアンスもたまらない。 「銀杏」 「串(手羽先)」 「ささみカツ」しっとりとしたレアめな火入れ。塩の調味もいいが、適度な油感も調味料として参加しております。 さて、いよいい真打のフォアグラ鍋の出番。最初は大量のネギを鍋に入れ、その直後に立派なフォアグラが続きます。フォアグラ自身の脂で自らを焼き上げていきます。焦げ目がつくほどしっかりした火入れで、まずフレンチでは考えられないアウトプット。特製のタレと一緒にいただくのだが、重さはなく旨味のみが残っているような印象。 フォアグラの効果は鍋全体にも及ぶ。鶏肉、キノコ類が続き、ここに鳥スープが加わる。これらすべてにフォアグラの脂の旨味が乗り移っているのです!!そう、フォアグラは身ではなく脂が主役なのです。 仕上げは大量のクレソンで、こいつが重たくなりそうな鍋のバランスをとってくれます。おかげで箸が止まりません。笑 うどんによる締めのその時まで、フォアグラの風味の恩恵が続きました。店主は焼き鳥屋などでの修行経験がないそうですが、逆にユニークな発想を生み出しているのかもしれませんね! — 鳥長東京都練馬区豊玉北4-31-8https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13058892/