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2018.07.09 夜

最大の売りは「仲間意識」の強さ!@ALLIE

フレンチ

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★★☆

今日は麻布十番のフレンチ『ALLIE(アリエ)』へお邪魔します!屋号は仲間とか同盟といった意味のフランス語。きっと、仲間意識の強いチームでレストランを展開しているのでしょう。実際、シェフとソムリエは同じお店の出身だったりと、まさに仲間が力を合わせて料理を提供しているようです。仲間は中だけでなく外にも。生産者も仲間として敬い、日本が誇る食材にこだわるフレンチ。そんなコンセプトも込められているようです。

さっそく可愛らしいアミューズ「白いんげん豆のアイスクリーム」でお出迎え。暑い夏にアイスクリームっていきなり嬉しいサプライズですね。

もう1つのアミューズの「キュウリとキュウイのガスパチョ」もとても涼しい印象です。ダジャレも効いてます。笑

そして早々にスペシャリテが登場。京都北部の舞鶴産の河豚をフリットにして提供してくれます。この時期も河豚ってあるんですね!スペシャリテというくらいだから一年間を通して仲間達から届くのでしょう。有明の海苔と河豚の出汁を調味料に、脂もしっかりした河豚を楽しむことできます。衣を海老せんべいのようなクリスピーに仕上げているのがユニークですね。

スペシャリテからも日本のエッセンスをエッセンスを感じましたが、続くサラダにもその要素が見られる。茄子を揚げ浸しにしたりなんかしてね。でも、これがコンソメの揚げ浸しなのがフレンチの軸からぶれてないことを証明してます。トマトの甘さも格別で、脇を固めるミモレットとじゃがいものチップスはこれだけ持ち帰りたいものに仕上がってます。

次の料理も、高知産の子ヤギを主役に、枝豆、ゴーヤ、おくら、ズッキーニ、それ牛蒡のフリットなど様々な野菜を堪能させてくれます。

メインは鳥取産の「キジハタ」と沖縄産の「今帰仁アグー豚」。前者は身と皮で火入れに変化を持たせることで個性を作り、後者は様々な部位を様々な料理法で作り盛り付けられる。

例えば、バラ肉は赤ワインで煮込み、腕の肉は椎茸のコンフィの中にミンチで詰め込む、といった感じ。全ての料理に合わせられたワインも非常に上手で、チームワークの良さもばっちり伝わってきました!

ALLIE
050-5590-4586
東京都港区麻布十番3-7-4 COMS Azabujuban 4F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13192025/

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