2018.07.10 昼 創業江戸末期。伝統の鰻は超柔らかい!@五代目 野田岩 麻布飯倉本店 鰻 六本木・麻布・広尾 3000円〜4999円 ★★★★☆ 創業江戸末期。その詳細の創業年度がわからないほどの歴史を持つ鰻店『五代目 野田岩』の麻布飯倉本店へやってきました。屋号にある通り、創業の初代から数えて5代目が暖簾を守ります。現大将のひいひいじいちゃんってことですよ!自分のルーツがこれだけはっきりしてるのってすごいですよね。これだけ長い間、守られてきた鰻を楽しませていただきましょう! 開店と同時に店へ向かったがすでに多くの待ち人の姿。古民家風の本店は満席で、近くにある別館の席へ案内されます。 メインである鰻重は竹、菊、萩、山吹、桂の5段階。違いは目方とのことだが、脂の多さも期待して上から2番目の山吹をいただきます。一番上の桂においては鰻が三匹も並ぶそうです。このご時世に贅沢なことですね。 この時期は養殖のみで、焼津や浜松産のものを使用。江戸前らしく蒸した鰻で超がつくほど柔らかいアウトプット。箸でつかむのも難しいほどだが、舌の中で転がすと最後の部分には食感を感じます。これとコントラストを作るように硬めのご飯だと嬉しいが、ご飯もついでに柔らかめに炊かれております。タレもすっきりした印象で、まるで飲み物のように胃に収まっていきます。 もしかしたら関西風好きな人には食べ応えがないかもしれません。個人的には肝吸いは好み。肝が焼かれた香ばしさがスープ全体の味に貢献しています。 — 五代目 野田岩 麻布飯倉本店03-3583-7852東京都港区東麻布1-5-4https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13002789/