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2018.05.14 夜

紹介制、住所・電話番号非公開の天ぷら店に潜入!!@まさみつ

天ぷら

紹介制、住所・電話番号非公開。
隠されると見たくなるのが人間でございます。ということで、やってきたのは天婦羅の『まさみつ』。わずか8席で1回転と希少価値の高い席に本日初訪問でございます!!

天婦羅の前には日本料理が並ぶ。実は大将はリッツカールトンの懐石料理で料理長をつとめた方。そりゃ、天ぷら前が充実しているはずだ。ちなみに、麻布十番の天ぷら店の「たきや」さんの後輩にあたるのだとか。同じ経歴で同じ料理にたどり着いたというのは面白いですね。最初は重ねて揚げた海苔に一列の雲丹が登場。甘味と塩味がいいバランスが素晴らしい。この後に茶碗蒸しや刺身などと続いていきます。

「白子筍と桜海老」京都の白子筍とレアな食感が残る桜海老。

「いくらの茶碗蒸し」米艶っていう黄身まで白い卵を使ってるんですって!中には丹波の黒豆、湯葉、ズワイガニ。

「ヒラスズキ」10日熟成

「イサキ 白海老」6日熟成

天ぷらは大人のかっぱえびせんと名付けられた海老の頭からスタート。海老の本体は塩の有無で違いを確認。それにしても、塩って本当に旨みを引き出す力を発揮しますね。

野菜で主役の座を射止めたのは、シルクスイートの天ぷら。驚くほどの糖度と口当たりで、これが天ぷらかという食後感が残ります。他の野菜やきのこ類はこんな感じ。

「ちいたけ」小さいのにやる気のある強い味をしております。

「アスパラ」こちらも味が強い。魚だけではなく野菜のこだわりも感じられます。

「そら豆」

「蓮根」なんと上の部分しか使ってないんだとか!

「カリフラワー」高熱をくぐったとは思えないほど香りを感じ舞うs。

「ヤングコーン」

「丸茄子」京都産

「茗荷とオクラ」

既出の刺身もそうだが、魚は築地のものを一切使わずに五島列島から直送しているそう。すべて放血神経締めのものを使うというこだわりようです。神経締めとは、生きているうちに魚の中枢神経を破壊し、死後硬直を遅らせる処理のこと。さらに生きているうちに血をすべて抜くという処理までやることを放血神経締めというそうです。天ぷら屋さんの域を超えるこだわりようですね。ちなみに、魚の勉強は寿司屋で学んだというストイックさまで持ち合わせます。

「鱚」ふわふわな食感に天ぷら技術の高さも感じます。

「キハタの西京漬け」料理じゃないんですよ。料理をそのまま揚げてしまうというのは新鮮ですね。形を変えても西京漬は最強だ。

「蛤」蛤の旨味と海苔の風味ががっちり握手!わたまでたっぷり感じられます。

「帆立」強めの下味で、カルパッチョを揚げたような印象。

締めの食事は天丼や天茶ではなく、なんとなんとのカレーうどん。誤解を恐れずにいうと、一番印象に残ったといっても過言ではない。しかも、うどんを食べたあとはご飯を投入という二度美味しい締めになっております。

そういえば、天ぷらにつける調味料は、海塩、泡しょうゆ、柚子胡椒、南高梅、レモンの果汁、天出汁など色々がるが、カレー塩が一番人気なのだとか!懐石料理、天ぷらと学んだ大将は、どうやらカレーの腕も一級品のようです。

料理好きな人たちの紹介で、じわじわとファンが増え続ける「まさみつ」。行きたい!!って方々は是非食通のお友達を探すところから始めてみてください。

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