創業９９年！？まもなく百周年を迎える老舗鰻店。@鮒与

捨てる神あれば、拾う神あり。都営三田線に乗ってはるばるやってきた志村坂上駅。目的はラーメン店でしたがなんと臨時休業。呆然としているミトミえもんを救ってくれたのは、助けた亀ではなく鰻。近くで見つけた鰻店『鮒与』でございます。

創業は大正８年（１９１９年）とまもなく１００周年を超える老舗中の老舗。同名の鰻店を代々木上原でも見たことがあるが、これは暖簾分け等の枝のようだ。店内の作り自体は古いが、すごい綺麗で好感度が高い。聞けば建物は４０年を超えているとか。暖簾も建物も長く続く秘訣があるのだろう。きっと鰻にもそのエッセンスがあるのでしょうね！

メニューは、鰻重、蒲焼、茶漬でそれぞれ松竹梅の等級がございます。一番いけてるのが梅とのことなので、もちろんこいつをいただきます。注文が入ってから鰻をさばく店は少なくないが、鮒与では注文が入ってからご飯を炊くというのは珍しい。このこだわりの強さ、期待感が俄然高まりますね！ちなみに、鰻は国産にこだわっているそうです。

３０分ほど待ってやってきた鰻重。炭の香りと適度に焦げた風味が素晴らしい。柔らかくてふっくらした食感は、関東風好きなら是非すすめたい一品です。タレは鰻との相性はいいのですが、ご飯との相性に少しだけ違和感あり。いや、むしろ量が多すぎるあまりご飯への浸透度が高すぎるのかも。個人的な好みかもしれませんが、鰻重よりも蒲焼きでいただいたほうがオススメです。

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鮒与
03-3967-8790
東京都板橋区志村1-15-7
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13077197/