コスパ抜群のくり家のとんかつ！@くり家

日曜日の夜、錦糸町のとんかつ店『くり家』へ。たぶん同世代くらいの若い？ご主人が一人で切り盛りしている様子。店の外も中も非常にシンプルな作り。この日放送されていたオリンピックの音声だけが店に響きます。

今日は二つの胃袋をもっての訪問なので、特ヒレ定食と特ロース定食のそろい踏みでいきましょう。２０００円とか３０００円を超えるとんかつも多い中で、「特」の字がついての１０００円台の金額設定は良心的といっていいでしょう。

聞いてみると写真はお断り（錦糸町だけに！？笑）しているとのことなので、お見せできないのが残念ですが、ロースの盛り付けが斬新。通常入れる縦だけなく横にも包丁を入れて、半分をL字に盛り付けます。（他の方々は写真を許されたようなので、興味があれば他の方の写真をごらんください。）

横にカットしているので、赤身の部分と脂の部分を別々に口にすることになります。赤身の部分はもっちりした強い食感で、十分に甘さを感じられるもの。きっと熟成して旨味をきっちり引き出しているのでしょう。脂身は自身の甘さも感じるが、それのみになってしまうのでどうしても脂がたってしまいますね。

本来ロース派なのだが、今回に限ってはヒレ肉のほうが好みでした。こちらも写真がないので説明が難しいが、揚げ色は薄めで、やや粗めのパン粉。ザクッとした食感の衣に包まれるのはレア感全開のピンク色の仕上げになっております。柔らかく旨味はじゅわっと肉から滲み出てくるよう。値段なりで考えるとやはりコスパは破格と言っていいでしょう。この肉質なら塩で食べたいところですが、塩の選択肢がもっとあったらよかったかなぁ。普通のお塩で肉質には追いついていない印象です。

だが、一番のお気に入りはキャベツ。実はキャベツ単体って少し苦手で、お代わりする人の気持ちが一度も理解できたことはないんです。こちらではキャベツに紫蘇が混ぜており、さっぱりしていていくらでも食べられます。また断られるのが怖くておかわりは頼めませんでしたが。笑　さらに、三つ葉となめこの味噌汁も出汁からしっかりひいてました。食後には杏仁豆腐までついてくるサプライズ。やはり、これで１０００円台というのはかなりお得です。

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くり家
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