「ネギ」がスープの味のレベルを押し上げる！@田中そば店 新橋店

足立区の六町にある「田中商店」は豚骨ラーメンで有名。本日訪ねた系列店の『田中そば店』（新橋店）で提供しているのは豚骨ラーメンではなく「中華そば」。喜多方らーめんをベースにしたというが、醤油味というより塩の味が強い。ある意味、オーソドックスな中華そばとは印象が異なります。

以前、シンプルな中華そばは他の系列店の「田中屋」でいただいたので、今回は「ねぎそば」をいただいてみましょう。

系列の総本山である豚骨の旨味をベースにして、塩だれがいい感じに味を調えます。大量にのせたネギは、具材というよりスープへの後押しとして機能してます。胡麻油のような香りが混ざることでスープのレベルが１つ上がります。ネギ自体は甘みと苦みのアクセントを加えておりますが、積極的に食べる必要性は感じません。

麺は平打ちのつるつるした食感。喉越しのよささえ感じるような麺ですね。

ご飯ものは普通の明太子ご飯じゃつまらないと「韓国明太ご飯」をオーダー。こっちもネギと胡麻油の共演でご飯をぐんぐん進めてくれます。今日はとことんネギを楽しませてもらいました。

話はラーメンに戻って、卓上の特製唐華について。これをスープに振りかけると、アクセントどころか完全な味の変化を促します。元のスープが好みだったので、もったいないことをしたなぁと思ってましたが、気がついたら何度もレンゲでスープをすくってました。まさに癖になる味ってやつですね。

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田中そば店 新橋店
03-6550-8766
東京都港区西新橋1-18-10 佐々木ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13211386/