「喝！！」ではなく「あっぱれ！！」なお鮨でした。@鮨長

喝！！TBS系のサンデーモーニングの名物といえば、元プロ野球選手の大沢親分と張本氏の「喝」でしたよね。親分がお亡くなりになられたのは２０１０年のことだが、鮮明に覚えているのはその存在感の強さが故でしょう。そんな親分の息子さんがカウンターに立つのが寿司店『鮨長 おおさわ』。場所は神奈川県の川崎市の高津にございます。

大将の寿司における血統は銀座の名店「久兵衛」。なんと３０年も勤め上げての独立なのだとか！握りの技術、仕入れの確かさには期待感が高まります。大将ご本人は、もちろん「喝！」などということがなく寡黙な印象。もくもくと魚とシャリに向き合う職人タイプの方でございます。

握りは全体的に小ぶりなサイズ感。米酢を使ったまろやかなシャリで人肌で柔らかい。主張が少ないが、これがかえってネタを主役に押し上げます。驚くようなものはないが、大将の人柄の通りで丁寧に作られた安定感のあるつまみと握りという印象です。ちなみに、軍艦巻きの発祥は「久兵衛」なので、これはなんだか本物を食べた感を味わえます。笑　実は「久兵衛」は未訪問なので比べるべくもないが、きっとこういう安定感のある寿司を出すんでしょうね。僭越ながら、こちらから申し上げたいのは「喝！！」ではなく「あっぱれ！！」の方でした。

つまみ。

「長芋 卵黄 山葵」

「平目 昆布締め」

「シマアジ」

「赤貝」

「青柳」

「細魚 生姜」

「平貝 磯辺焼き」

「大根」

握り。

「カワハギ」

「アオリイカ」

「鮪」

「帆立」

「車海老」

「鯵」

「中とろ」

「海老頭」

「雲丹 軍艦」

「小柱 軍艦」

「鯖」

「穴子 ツメ」「穴子 塩」

「あさり椀」

「干瓢」

「デザート」

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鮨長
044-814-0333
神奈川県川崎市高津区溝口3-15-10
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140505/14006837/