2018.02.04 昼 冷やし中華の発祥の店!!@ 中国料理 龍亭 中華料理 仙台市 1000円〜2999円 ★★★★☆ 冷やし中華の発祥って仙台なんですって!(※諸説あり)。このメニューが日本生まれなことはもう有名な話ですがこの料理が生まれたのは仙台。必要は発明の母、1937年(昭和12年)当時は冷房がなく油を多く使う中華料理は夏に客が激減していたそうです。それを解決する目玉商品として開発された冷やし中華。食欲を増進する強い酸味や、野菜がふんだんに使われている理由がわかりました。冷やし中華を生んだ必要は「夏の暑さ対策」だったんですね! この味を生み出したのは仙台錦町にある『龍亭』。看板をみると創業は昭和六年とあるので、冷やし中華は創業から6年たって開発された作品なのでね。さっそく、元祖の味を楽しませていただきましょう。開発当時の名前は「涼拌麺」と呼んだそうで、メニューにもその名残が残ってます。醤油だれと胡麻だれから選択可能だが、オーソドックスという醤油のほうをいただきます。 冷やし中華の具材は別皿で提供されます。具は、左からくらげ、蒸し鶏、ハム、胡瓜、チャーシュー、錦糸卵。誕生時の盛り付けとは異なるようだが、1980年代には同様の提供方法になっていたそうです。現代にも通ずるフォトジェニックなビジュアル。調理時間の短縮が目的だったそうですが、結果として好きなタイミングで好きな具材を楽しめるのも嬉しいですね。 具材は別なので自然と麺の盛り付けはシンプルなものに。強いコシで滑らかさが特徴の麺です。スープは鶏ガラに加えて生姜や胡麻油などが強い味を作っております。冷やし中華の特徴である酸味もばっちり。柑橘類を使っているのか、後味は爽やかですっきり。さらに食欲が増進されていきます。前日5軒も回ったが、するする食べれてしまったがその証拠。確かに夏でもするっといけちゃいそうです。ちなみに、年間ずっと提供しているので季節を問わず食べることができます。 せんかくなので限定メニューの「蝦仁白湯麺(えび塩パイタンメン)」も注文。海老の出汁と鶏白湯を合わせたもの。海老の出汁が強く、まるでビスクのようです。スープだけでなくプリプリな海老そのままでも付いてまいります。冷やし中華以外にもいろいろと挑戦してみたくなります。 — 中国料理 龍亭022-221-6377宮城県仙台市青葉区錦町1-2-10https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000056/