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2018.01.22 昼

ありそうでなかった海老フライ専門店!@海老フライ専門店 海老昌

日本料理

渋谷・恵比寿・代官山

3000円〜4999円

★★★☆☆

ありそうでなかった海老フライ専門店!しかも、ただの海老フライではないんです。料理の話の前にお店の基本情報をご紹介。場所は渋谷のbunkamura(文化村)近くの坂道にあるビルの地下。目印はずばり海老フライを求める人の行列です。並ぶのが苦手な人は予約してお伺いすることをおすすめします。定食屋や揚げ物屋の延長かと思えば、黒を基調としたシックな店内に行き届いたサービスでスタイリッシュな空間を作っております。

海老フライを楽しむ、これがシェフのコンセプト。最初の楽しみは海老を選ぶことから。海老フライの種類を選んだ経験はこれまで記憶にございません。選び抜いた海老には、大きさや天然かなどによって「大昌」や「楡」などとカッコイイ名前が付けられております。注文前に丁寧に説明してくれるので、ぜひ好みのものを見つけてみてください。といっても厳選した海老は入荷数がかなり限られるので、どんな出会いがあるかは運次第!?です。

さて、驚きは海老フライの大きさ!優に30センチを超える巨大な海老フライに圧倒されます。しかも、昼も夜も築地の業者から直前に仕入れたものだけを使うこだわりよう。最初は卸の人達にも相手をされなかったそうですが、海老フライ専門店という新ジャンルを開拓したパイオニアの熱意が伝わったのでしょうね。ちなみに注文したのは「春楡」という海老。これでも提供しているものの中では小さいほうなんだとか!海老で鯛を釣ると言いますが、この海老では鯛が釣れてしまいそうです。笑

天然の海老は自身の甘さをしっかり感じさせます。さらに、塩はさっぱりした使い方で素材自体を楽しんでもらおうという意志も感じます。尻尾や頭の部分の身や味噌もばっちり楽しめます。まるで蟹を食べている時のように店内が静かになります。これこそが海老を楽しんでいる何よりの証拠ですね。

食材、パン粉、フォルム、サービスなどすべてにこだわりをみせるシェフ。海老を一番楽しんでいるのはシェフかもしれませんね。ありそうでなかった海老フライ専門店、並ぶのが苦手な人は是非予約をして行ってみてください。

海老フライ専門店 海老昌
東京都渋谷区道玄坂2-22-6 CREA道玄坂ビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13195607/

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