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2018.01.20 夜

伝説の焼肉!おさむちゃんと初対面!!@生ホルモン処 おさむちゃん。

焼肉・肉料理

堺・泉南

10000円〜29999円

★★★★☆

大阪には伝説とされる焼肉店が2つある。その名は『おさむちゃん』に『政ちゃん』。伝説として語るには何とも可愛らしい名前でございます。笑 伝説たらしめたのはその予約の困難っぷり。自力では不可能とも思われるハードルの高さに諦めかけてましたが、ここ半年で2つのプレミアチケットが回ってまいりました。お誘いいただいた方々には感謝の言葉しかございません。

さて、今回やってきたのは『おさむちゃん』のほう。もう店に入る前からエンターテインメントが始まります。店の形がすでに面白いんです!まるで道路の真ん中に残された三角州のような形。席はカウンターのみの8席で、おさむちゃんとの距離感でいえば全てが特等席。おさむちゃんが提供する劇場のはじまりはじまり。

前座を務めるのは、もやしナムルとキムチの盛り合わせ。ニンニクの効いたイチゴやトマトのキムチは新鮮ですね。さっそくビールの杯が空になります。さて、皆さん準備はよろしいか!

最初にいただいた薄い「生センマイ」は、新鮮さは明らかで臭みなどとは一切無縁。まるでサラダのようにさっぱりいただきます。酢味噌も一緒に添えられるが、レモンだけで爽やかにいただくほうがオススメです。

「タンステーキ」は、味や食感を生み出すために蛇腹のように包丁を入れます。火入れは割りとしっかりめで、梅タレや山葵などで表情を変えて提供いただきます。

この霜降りのサシが美しいのは「ヒウチ」。もも肉の一部ですね、大変貴重な部位です。タンとは打って変わってレアめな火入れで、山葵とガーリックチップを巻いていただきます。通常脂の強い部位だが、あっさりいただけるのが不思議だ。

面白い部位も登場。まずは「ツラミ」、これは頬肉の部分ですね。これも実はホルモンに数えられるって知ってました?初体験の部位もいただきました。名前は「千本スジ」といってもも肉の部分なのだそうですが、一頭から数百グラムしかとれないのだとか。ゼラチン質なのが特徴です。「コリコリ」という初耳のものもいただきましたが、これはハツもとのことみたい。関西と関東で呼び名が違うのも勉強になります。

まだまだ、肉は続きます。「ハラミ」の次にやってきた「ウルテ」。ホルモンの中でも固い部位なので、細かく包丁を入れてヒダを作ります。このひだによって舌にあたる表面積を作り、肉の味を全力で楽しませてくれます。

内臓類の「テッチャン」「赤セン」「ミノ」などはまるでカーテンのように紹介してくれました。笑 ミノに関してはミトミえもんのMってやってくれます。

小さい頃に食べ物で遊んじゃダメなんて言われましたが、おさむちゃんはOKです。だって、実際は肉にたいするリスペクトや感謝の気持ちが伝わってきますから。仕入れは全て羽曳野市にある信頼する卸からだそう。今度紹介してもらおうっと。

最後は「タンつら」と「クッパ」で終了。食べ終わったのは夜中の1時をまわったころ。楽しさと美味しさは時間を忘れさせますね。あっという間の4時間にわたるおさむちゃん劇場。笑すぎて明日腹筋が筋肉痛にならないかだけが心配です。そういえば、気づいたら年上のご主人をちゃん付けしてましたが、良かったのかしら。笑

生ホルモン処 おさむちゃん。
080-5322-0036
大阪府堺市西区鳳北町8-33-4
https://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27052134/

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