人形町の老舗でお好み焼き！@松浪

人形町の老舗鉄板焼き『松浪』。創業６５年の歴史を持つが、古さはまったく感じません。２０１６年の１２月のリノベーションしたんですって！入り口には下町の雰囲気を残し、店内は畳の広々した空間が広がります。月島のような汚な美味い店も好きだが、清潔感のある店でのお好み焼きってのもいいもんだ。

お好み焼きだけではなく、鉄板焼きのメニューも充実。価格は月島のそれよりも割高だが、その分素材へのこだわりが強いのでしょう。「生椎茸」や「三つ葉」はスーパーレベルのものとは異なります。鉄板焼き屋で美味しい野菜をいただくと思えば、決して高いものではない。魚介も築地から仕入れているそうです。

ぜひ注文してもらいたいのは「キャ別ボール」。キャベツにボール上のひき肉を乗せただけのシンプルな一皿。ラードで鉄板をあたため、甘辛な濃いめの味付けを施したひき肉とキャベツを炒めます。しなしなになったキャベツとその自身の水分が合わさるとベストな塩梅に。これはいいつまみだ。

そろそろ真打いってみましょう。「松浪焼き」と「浪花焼き」の２種類のお好み焼きをいただきます。前者の具材はあさりと九条ネギ。あさりの旨味がよく出てますね。レアな食感に仕上げれば身から旨味が飛び出てきます。ソースではなく醤油を勧められるが、これは間違いなく醤油。これは今まで食べたお好み焼きとは少し違うものだ。個人的には結構好みです。

もう１つの「浪花焼き」の具材は、小柱と三つ葉とかまぼこ。小柱は松浪焼きのあさりと同じように旨味を作る働きを。そして、玉子がはいっているのでアウトプットはオムレツのようなイメージに仕上がります。

一方の焼きそばはソースの圧勝。卓上の調味料が充実していたので、塩と醤油とソースと３種類作ってみたが、これはソースで決まり。ぜひ皆さんも色んな食べ方に挑戦してみてください。

—

松浪
03-3666-7773
東京都中央区日本橋人形町2-25-6
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13003061/