2017.07.22 夜 おでんのタコが可愛すぎる!!@おでん三吉 鍋・おでん 仙台市 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 可愛すぎる!!おでん鍋の上で泳いでいるのはタコさん!!ウインナーじゃないですよ。正真正銘のたこ、イイダコでございます。しかもハチマキとかしちゃってるんです。これは干瓢でできてるみたいですね。可愛すぎで食べれません、実際。笑 ちなみに、ウインナーはこっち。ここではタコさんになる権利はもらえません。 さて、可愛いタコさんを作ってくれるのは仙台の老舗のおでん屋『三吉』。カウンターの向こうには2代目と3代目。創業65年の歴史を守ってきた男と守っていく男。 タコとともに二人の共演もここの名物の1つです。いわゆる江戸前のおでんにはない種が見られる。仙台や東北の食材を使ったものへの意識がビンビン伝わってきます。 おでん鍋の出汁はイワシと昆布のみだそう。さっぱりとした味わいでおでん種がきっちり主役になっております。その中でも印象に残ったものを紹介していきましょう。例えば「もやし」。豆付きで以外と存在感があります。 ニラ玉ってのも珍しいですね。まるでしっかり火を入れた茶碗蒸しのような味わいです。 一番のお気に入りは「つみれ」。つみれのすり身といえばイワシが一般的ですが、さん吉で使われるの秋刀魚。宮城といえば秋刀魚ですもんね!!秋刀魚らしい旨味が明確で、強い食感がより存在感をましてくれます。出汁の薄さの影響も多分にあるでしょう。とても印象深い種になりました。 最後の締めに選んだのは「油麩丼」。これはおでん屋でできるカツ丼や!だし汁が油で揚げた麩にしっかり浸透し、濃厚な味わいに。肉並みの存在感がカツ丼を想起させます。実際に七味なんかと相性がいいんですよね。これは発明といっていいレベルです。油麩ダイエットが流行るかもしれません。 そうそう、入り口にある写真にびっくりしました。楽天イーグルスの始球式に登場しているのは、なんと目の前にいた大将じゃありませんか。しかも震災のあった年だ。三吉がいかに地元で愛されたいたか、また楽天球団が地元を元気にしたいと願っていたが伝わってくる写真が飾ってありました。これからも可愛いタコちゃんとともに地元で愛され続けるのでしょう。 — おでん三吉050-5596-3066宮城県仙台市青葉区一番町4-10-8https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000041/