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2017.06.28 夜

焼肉を突き詰めた男の肉劇場! @銀座やまがた屋

焼肉・肉料理

銀座・新橋・有楽町

★★★★★

大阪の焼肉といえば「ホルモン」のイメージ。名前の由来が「放るもん」という大阪弁からきてるなんて説もあるくらいですからね。この大阪にあってホルモンを中心に希少部位を突き詰めた男がいるのをご存知だろうか?その人は「北新地やまがた屋」の大将。もちろん主戦場は大阪なのであるが、今なら銀座で味わうことができます。いやできたんですが、もう大阪に行かなきゃ行けなくなりません!

それでは、男が突き詰めたものをいただいてみましょう。まず紹介したいのは「テール」。

テールといえば、普通はテールスープを想像しますよね。スープであれだけの旨味を抽出してくれるだから、焼肉やったらどうなるの!?が発想の起点。もしかしたら全部位の中でも一番美味い説のあるテール。特に骨の周りが旨味の塊なんです。犬の気持ちが初めてわかりましたよ。なんと過去三人ほど前歯折ったそうです。笑

つぎに紹介するのは「タン」。もはや珍しい部位ではないが、出し方が常軌を逸してます。

とにかくほとんど捨てちゃうんですよ。隣で「ホルモンミトミえもん」やろうかな。笑 僕らの知ってるタンは食感が強くなかなか噛みきれないやつだが、やまがた屋のタンはとにかく柔らかい。これは筋肉の問題。舌の表面は使ってるから硬い、中心部は使わないから柔らかいとう単純な話だそうです。

そして、やまがた屋のタンは脂が多くて甘い。まるで熟成したような旨味だが、熟成は一切していないそうだ。

初めて食べた部位といえば「耳株」だ。耳たぶじゃないよ。耳を動かす筋肉の部分。意外にも味がしっかりあるんですね。筋肉の部分なんで食感もあり、咀嚼のたびに旨味を感じます。タン同様、こちらでもセンターのみを使います。アイドルグループなら周辺はやってられないやつですね。

印象的だったのははらみ。おろしの巻き方で味を変化させてきました。片面焼きにすることで、舌に接着する面を焦げとレアな部分で楽しませてくれます。肉というカテゴリー内でできることって少ないと思いますが、その中でも新しいことに挑戦しようという意志が感じられます。

そうそう、もつ鍋も好きだったなー。白味噌を使うのはさすが関西。

最後のテールのご飯もうまい。テールの素晴らしさは説明済みですが、それがご飯になっても賞賛の言葉に変化はありまさん!ダイエット期間なのについついお代わりしちゃいました。笑

銀座やまがた屋
東京都中央区銀座7-5-12 ニュー銀座ビル8号館 3F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13196516/

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