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2017.05.26 夜

日本人に適応などする必要なし。これぞ四川料理だ!@四川DINING 望蜀瀘

中華料理

赤坂・永田町・溜池

3000円〜4999円

★★★☆☆

赤坂には中華料理の店が多い。ことさら四川料理の激戦区である。しかも「同源楼」「四川雅園」「雲辣坊」などの安価な店が多い印象だ。(この3つはグループのようなものであるからベクトルが同じなのは当然だが)。そして本日訪ねた四川ダイニングの『望蜀瀘』も同じ方向を向いている。

共通点を簡単に紹介するなら、安くて、辛くて、そして美味いんです。違いをお伝えするなら繊細さだろうか。現地に行ったことがあるわけではないが、望蜀瀘は日本人向けにアレンジしたものではなく本場に近い印象。やってくる辛味の強さは時に暴力的だが、そのぶん癖になる味付けともいえるかもしれない。同源楼グループの調味には品が感じられるんですよね。良し悪しではなくあくまで特徴の違い。

望蜀瀘にきたら是非食べるべきは「火鍋」。二色鍋の辛いスープは容赦ない辛さで襲ってきます。辛いものが苦手な人とお腹が弱い人はお気をつけください。

四川料理の定番の麻婆豆腐や坦々麺も外せない。担々麺のタレは香辣醤など4つの手作りの醤を使って調味しているそうで、圧倒的な辛さの中に旨味も感じることができます。

圧倒的な存在感なので、否応なく麺やひき肉と絡んでいきます。その他、餃子といただいた辣油ももちろん手作り。これらの味は日本人が再現するのはなかなか難しいのではないだろうか。

ちなみに、望蜀とは一つの望みがかなうと、さらにその先を望むこと。まるでミトミえもんのグルメへの欲望のようだ。

四川DINING 望蜀瀘
03-3588-6693
東京都港区赤坂4-2-5 ヤブタビル2F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13125606/

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