牛丼チェーンにはない魅力は何だ！？@なんどき屋

牛丼はチェーンのものではない！多店舗展開しているチェーンには大きなスケールメリットがある。大量の仕入れによるコストの抑制だ。各社が熾烈なコスト競争を展開できるのはこのスケールメリットに他ならない。

その競争下で牛丼の専門店として生き残っている店って魅力的だと思いませんか？

今日訪ねたのはその１つ。銀座ナインの１号館にある『なんどき屋』だ。1963年から半世紀以上も営業を続けているのだ。きっと他にない何か魅力があるのでしょう。

まずは値段。牛めしは４９０円。
チェーンのそれよりは高いが、ワンコインという金額はやはり安いといっていいでしょう。次に雰囲気。扉をあけると優しそうなお母さん（店主さん）が笑顔で迎えてくれます。なんか家に帰ってきたような心地よさです。

肝心の味付けはチェーンの店に比べると薄い。一方で甘さについてはむしろ強く感じます。開店以来毎日注ぎ足しで使っているタレなんだとか。この時点でチェーン店ではない魅力を感じますね。牛めしはたっぷりの牛肉に加えて、玉ねぎに糸こんにゃく、そしてよく煮た豆腐が入ってます。牛丼って元々は牛鍋をご飯にぶっかけた料理。つまり、すき焼きの要素が残っているほうが原点に近いといっていいでしょう。

いつ「なんどき」でも優しく迎えてくる「なんどき屋」。たまにはチェーン以外の牛丼もいかがですか？

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なんどき屋
090-8034-1446
東京都中央区銀座8-5 銀座ナイン1号館 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13096457/