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2016.10.05 夜

穴場を発見!?水天宮前の日式中華が癖になる!@来々軒

中華料理

東京・日本橋

3000円〜4999円

★★★★☆

『来々軒』。日式中華を代表するような名前だ。それもそのはず、日本におけるラーメン店の原点とされる老舗中の老舗。既に現存はしていないが、同じ名前の店は全国に多い。

訪ねたのは水天宮前の『来々軒』。町の中華にふさわしい外観の古さがかえって期待感を高めます。正面口は1階、その横の扉の先は2階へと続く階段があり、事前予約はこちらに案内されるようだ。

さっそく注文。人気メニューの「焼豚」「餃子」「肉唐揚げ」の3つから。

「焼豚」は圧倒的な存在感で登場。味付けの濃い脂の強い焼豚とは異なり、しっとりした淡白な焼豚で食べやすい。

ついつい口に運んでしまう一品。これだけの量もあっという間に消費されていきます。

続いて「餃子」やや厚めん皮をじっくり焼き上げたため香ばしさが強い。ムラの多さは日式中華のご愛嬌。

豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニクなどの定番素材だが、下味をじっくりなのか醤油を必要としないほど。こいつもついつい食がすすむ一皿だ。

そして、一番人気の「肉唐揚げ」。これは注文必須のメニューだ。

重量感のある衣だが、不思議と食感はふんわりしている。空気の含有量が多いのでしょうね。中身も同様でふんわりしていて肉汁がたっぷりだ。脂もしっかりしているので塩の味付けがよく似合う。油自体も多いのかもしれないが、大量の白髪葱が解決している。揚げるのに時間がかかるのでランチでは提供していないそう。夜だけの秘密のメニューだ。

後半戦は「ニラレバ炒め」「醤油やきそば」「肉入りチャーハン」。ニラ料理は5つもあるほどの力の入れよう。オススメを聞けば一番好きなものをと言われちゃいます。笑

やきそばは細麺。しょっぱい印象は否めないが、醤油味も合わさり酒のつまみとして優秀だ。のっけられたゆで卵の黄身と醤油を混ぜれば最高だ。

〆を飾る「肉入りチャーハン」では肉がゴロゴロ。ランチならこれだけで十分に満足ができる。

全体的には味の濃い日式中華なのだが、そうではないこだわりの強さを感じます。癖になる「来々軒」の味にはまってしまったようです。

来々軒
03-3668-5009
東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-1
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13038139/

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