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2016.09.25 昼

「鴨せいろ」を食べに京都へ行く。@おがわ

そば

京都市

1000円〜2999円

★★★★☆

昔「鴨、京都へ行く。」というドラマがCX系列で放送されてました。松下奈緒さん扮する新米女将が旅館をすったもんだで立て直していくお話でした。ちなみに鴨は松下奈緒さん演じる主人公のお名前です。

なんでこんな話をするかって?単純に京都で美味しい「鴨せいろ」の店と出会ったからです。店の名前は『おがわ』。京都ではうどんのイメージが強いが蕎麦も負けてない。高橋名人を祖とする翁グループ。富山の「達磨」で修業した本格派だ。京都らしい木造建築の外観からも本格感が感じるが、暖簾など所々にいる猫ちゃんに茶目っ気も感じます。

さて、感動した鴨せいろを紹介しましょう。つけ汁は厚みのある鴨肉がしっかり炙られた影響で香ばしさが鼻をくすぐる。鴨の脂もつけ汁にとけこみポジティブな影響を与えます。

白ネギはあえて焼かずにそのまま提供される。下手に焼きネギだと風味が強くなりすぎるかも。別皿で提供される柚子皮をつけ汁に浮かべれば柑橘の香りががらっと表情を変えさせます。

群馬県産の無農薬蕎麦を使った少し緑がかった蕎麦。色から伝わる風味と外二という割合からくる喉越し。通常の蕎麦よりも存在感が強いといえる。味の強いつけ汁の相方としてふさわしいですね。つけ汁の風味は蕎麦湯で割っても失われない。最後まで楽しめる鴨せいろでした。

絶品の鴨さん、ようこそ京都へお越しくださいました。しかもネギを背負って。ミトミえもんも「鴨せいろ」を食べにまた京都へ行きます。

おがわ
075-495-8281
京都府京都市北区紫竹下芝本町25
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26000389/

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