2016.06.30 夜 「夏のセララバアドは涼しげです」@セララバアド フレンチ 京王・小田急沿線 10000円〜29999円 ★★★★★ 相変わらず「ナチュラル」でコーティングしております。メニューにも自然の言葉が並びます。前回のセララバアドはこちら。夏のメニューはとっても涼しげです。高原に渚に海に線香花火。 印象的なメニューをいくつかご紹介。総じてだが、やはり科学を自然でコーティングする印象は同じだ。 「花蜜 トマト」は懐かしい時代の夏を。ナスタチウムの花蜜は幼少期の懐かしい気持ちに戻ります。 よくツツジの葉の蜜を吸ったのを思い出します。 最もデザイン的にインパクトがあったのが「渚」クリームで煮たムール貝をメインに、消えていく波を蛤のジュースで表現。 砂糖は冷たい食感でさらに清涼感を増します。蓋の下には本日のメニューが隠されます。 「深海」というスープはコンセプチュアル。球体に成型したイカ墨を割ると、たちまち真っ黒なスープに変身。 光が届かない深海にたどり着きます。 「鮎の燻製」は一皿で完成品になる仕掛け。鮎の骨を揚げたものとビンが登場。鮎の身は全てビンの中へ。燻煙の香りとともに登場します。 魚醤であえた茄子のピューレがいいドレッシングになります。 コースを締めくくるのは「線香花火」線香花火の美しさをパチパチする食感で味覚で実現。これは面白い演出だ。 線香花火の寂しさは、まさにセララバアドから家路につく気持ちと同じだ。 その他、メモ。 「朝露」 「夏の高原」 「穴子 雑穀 クレソン」 「短角牛」 「ピニャコラーダ」 「夏の夕暮れ」 「よもぎ コーン」 — 1回目の訪問「料理の科学を「ナチュラル」でコーティングした芸術的な料理達@セララバアド」https://blog.33inc.jp/2016/03/08/29291/ セララバアド03-3465-8471東京都渋谷区上原2-8-11 TWIZA上原 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13176914/