2016.06.18 夜 「豪快なカッポン・マーグロを初体験!」@太田哲雄シェフ料理 パーティー・イベント 最初の出会いはペルー料理。2回目は彼の料理教室。そして、今回が3回目。あるお方のお屋敷にご招待いただいてのプライベートディナー。太田シェフを呼ぶのもすごいが、お屋敷の大きさに驚愕。 今日の料理はイタリアン。実は彼はイタリアでもマダムのプライベートシェフを務めた経験を持つ。スペインの『エルブジ』、ペルーの『ガストン』と渡り歩いた経歴は疑う余地なし。とにかく底が知れない料理人である。 さて、今回開けた引き出しはイタリアン。「カッポン・マグロ」という結婚式やクリスマスにも提供されるご馳走がメイン。ピラミッド型に野菜や魚介類の層を重ねていく豪快な料理。 イタリアの伝統的な料理らしいが、いかにも太田シェフらしい料理だ。豪快なアウトプットだが、重ねていく1つ1つの食材を作るのに手間を惜しまない。非常に手間がかかるので本場でも作るのを嫌がるそうだ。 決まったレシピがあるわけではないが、カッポーネと呼ばれる魚(ホウボウ)は必須アイテム。 ブイヨンで煮たカッポーネはその名前の由来だ。魚介にはホタテ、ウニ、スミイカ、ムール貝、海老。野菜からは蕪、人参、ブロッコリー、ズッキーニ、アーティチョークと数え切れないほどの食材がピラミッドを構成していく。 また、パセリとアンチョビとゆで卵で作ったソースが美味なこと。 最後は食欲をそそる真っ赤な海老が豪快並べられ、カラスミでアクセントを作る。これが太田シェフの「カッポン・マグロ」だ。見た目だけでなく、素材1つ1つの魅力をきっちりひきだす。 日本ではすでに馴染みになったイタリアンにあって、サプライズを提供してくれる。やはり、この料理人、底が知れない。8月からはアマゾンの奥地へと冒険をするそう。また引き出しを増やして帰国するのだろう。再会が今から楽しみだ。お気をつけて! また、こんなカカオのシャーベット食べたいです。 みなさん、楽しいディナーをありがとうございました。