2016.04.13 夜 原宿から「ペルー」にスペーストラベル!@ベポカ 世界料理(中南米) 原宿・表参道・青山 5000円〜9999円 ★★★★☆ 原宿の神宮前一丁目の交差点から徒歩数分。本日の目的地である『ベポカ』の目印はポップな黄色い壁。海外にきたような錯覚をします。あいにくの雨に夜でも十分に目立ちます。 外国といってもアメリカやヨーロッパではなく、黄色の明るさはラテン的な印象。そう、ミトミえもんが目下はまり中のペルー料理のお店なのだ。客席は2階を中心に構成。天井の低い空間はまるで屋根裏のよう。 魅せられてたペルー料理は「カウサ」。こいつに惚れました。カウサとはマッシュされたポテトに黄唐辛子をまぜた少々ピリッとしたもの。ここに美しさまで加えたのが「ベポカ」のカウサ。黄色だけでなく、赤、緑、紫と色とりどり。 マッシュは3回も繰り返すそう。クリーミーな食感は素材ではなく調理が生んでいる。ちなみに、ジャガイモはインカの目覚め。色付けにつかったもの素材が主張を始める。美しく、うまい。「美味い」という言葉がぴったりだ。 簡単に紹介しておこう。 オーソドックスな黄色のカウサはアヒアマリージョという黄唐辛子が使われる。 添えらるのはチキンとアボカドとトマト。アヒアマリージョのマヨネーズのようなものがアクセントに。 グリーンはほうれんそうを練りこんだじゃがいも。タコとオリーブ、野菜のコンフィが添えられる。 赤色の正体はロコトという赤唐辛子。ズワイガニと野菜のコンフィが添えられる。お馴染みのピリっとした唐辛子の刺激だ。 最後は紫。これはシャドークイーンという紫のジャガイモ。魚のエスカベーチェが添えられる。 北海道産のようだが、ペルーでは1000を超えるジャガイモの種があるという。じゃがいも料理はペルーにとって朝飯前なのだ。 ペルーといえばセビーチェも忘れてはいけない。赤貝とイカスミのセビチェを注文。ペルーでは黒貝(コンチャネグロ)を使うそうだが、日本では手に入らない。 近い食感の赤貝を使用し、黒はイカスミでつくる。さすが原宿のペルーだ、こだわりも強い。 ワカタイというアンデスのハーブをつかったソースもお気に入り。 「アンティクーチョ・デ・コラソン」国産牛ハツの串焼き。 最後のしめは「ロモ・サルサード」国産牛のヒレ肉は柔らかく赤タマネギやトマトなどはペルーな感じ。 ライスはガーリックとオイルでしっとり。もうペルー料理にメロメロです。 — ペルー料理 bepocah03-6804-1377東京都渋谷区神宮前2-17-6https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13153983/