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2016.04.13 昼

一足先に4/15オープンのシェイクシャックに潜入!@Shake Shack 2号店

パン・サンドイッチ・ハンバーガー

渋谷・恵比寿・代官山

1000円〜2999円

★★★☆☆

ニューヨーク発のハンバーガーレストランとして外苑前にオープンしたのは約半年前。ローラが大絶賛!などとオープンからメディアを賑わわせていたが、3時間を越える行列などは外苑前の銀杏並木の光景が変えてしまったほどだ。人気冷めやらぬタイミングで恵比寿2号店のオープンを迎える。

ペリー来航以降日本人に刷り込まれた考え方なのでしょうか。日本人はアメリカ発などの海外に発するブランドやレストランに滅法弱い。やせ我慢で敬遠してきたミトミえもんにも内覧会のプラチナチケットがまわってくれば話は別だ。言い訳が必要な面倒臭い男なのです。

立地は恵比寿の駅前。同じく明日オープンするアトレ恵比寿新館の目玉レストランとして入居する。ロータリーからも視認できる好立地に施設からの期待の大きさも感じます。ニューヨーク発という都会感は外苑前によりも恵比寿の駅前のほうがよく似合う。社長の挨拶にもあったが、タイムズスクエアの店舗のイメージに近いそうだ。

一方で内装には日本的な要素も取り入れる。現代的なビルの外観に対して、杉古材や焼杉で天井やテーブルを作り、日本への調和の意志を感じさせる。

食材へのポリシーやメニューからも日本的なニュアンスを内包する。シェイクシャックの成功は、単なる海外発のブランド戦略ではなく極めて日本的な発想をもっていたことが理由かもしれない。

ホルモン剤なしの100%アンガスビーフを使用したパティ。トリミング部分もいっさい使用しないため混じりけのないシンプルな肉の旨味を感じさせる。粗いつなぎも同様の印象だ。アメリカでは強みとして受け入れられたかもしれないが、日本ではわりと普通のこと。しっかりした国産牛を扱っている店ならホルモン剤と出会うほうが難しい。すんなり日本で受け入れられた理由の1つかもしれない。

今回の試食メニューで用意されたのは「Smoke Shack」。肉の旨味が際立つパティにスモーキーなベーコンとスパイシーなペッパーが夏らしい。ふわふわモチモチのバンズとのバランスもよく香りもあるが、主役となるパティを邪魔することはない。

最後にオリジナルアイスである「コンクリート」のご紹介。店で手作りされるというフローズンカスタードを使った濃厚なアイス。アトレ恵比寿限定のメニューが3種登場。ここにある遊び心からも地域への同化というかリスペクトを感じます。

「E-bean-su(エビーンス)」

その名の通り恵比寿をもじったアイス。バニラカスタードに小豆キャラメルソース、マシュマロソース、シーソルトショートブレッド、きな粉をトッピング。

「The Third Man’s Mix(ザ・サードマンズミックス)」

恵比寿駅で流れる発車メロディー映画「第三の男」からインスパイア。チョコレートカスタード、バニラカスタードにマシュマロソース、そして同じくNY発の「ドミニクアンセルベーカリー」のミルクチョコレートポップコーンブラウニーをトッピング。

ニューヨーク発にして日本的な精神を持つシェイクシャック。これが人気の理由かもしれない。
4月15日オープン。恵比寿駅前の光景もきっとShake Shackが変えてしまうだろう。

シェイクシャック アトレ恵比寿
03-5475-8546
東京都渋谷区恵比寿南1-6-1 アトレ恵比寿西館 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13194431/

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