2016.03.23 夜 「春香る三月のくろぎ。春そのものを食べ尽くす!」@くろぎ 日本料理 上野・浅草・日暮里 10000円〜29999円 ★★★★★ 春が近づいてきましたね。季節を象徴する食材は「白子筍」 真っ白で柔らかい一品は最高級とも称される筍。地中に留まるために、日が当たらず真っ白な肌を持つのが由来。日照時間の短い秋田県に美人が育つのと一緒でしょうか。笑 二時間かけて炭で焼いて「黒子筍」に! というのは冗談で、輝かんばかりの白い筍にはアクがなく自然な甘さが口に広がります。なんでも朝の京都でひび割れた土から掘り当てるのだとか。空輸でその日中に到着しているのだから、当然のように春を感じさせます。 春の力は止まらない。「蛤真薯」は素材の力だけで味付けを実現している。蛤の出汁、玉子のコクを感じられるが、何より春キャベツが提供する甘味がたまらない。調味料は「春」そのものです。 そして旬を迎えた「蛍烏賊」沖漬けと食事とで表情を変えますが、色味から素材の良質さを訴えかける。 しかも、生きてたよね?春のエネルギーをそのまま頂くことができました。 その他、メモ。 「揚げ胡麻豆腐」「蛍烏賊の沖漬け」色味から違いを感じさせる。「蛤真薯」「鮑」伊豆産「ムラサキ雲丹の寿司」北海道産「白子筍」「八寸」「お造り」鯛(淡路)透明感、鮪(勝浦)。あん肝を溶かして食べるのはいつものスタイル。「サクラマスの幽庵焼き」大根の甘酢漬け付き「餅とホタテの飛竜頭」ホワイトアスパラ「蛍烏賊ご飯」 — 1回目の訪問「日々生まれる命に、日々精進する技術を。@くろぎ」https://blog.33inc.jp/2016/02/22/29379/ 2回目の訪問「くろぎの料理で2回目の正月気分@くろぎ」https://blog.33inc.jp/2016/01/06/2-6/ くろぎ東京都文京区湯島3-35-1https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13206760/