2016.03.04 昼 「違いのわかる」親父の「違いのある」親子丼!@石居 日本料理 銀座・新橋・有楽町 〜999円 ★★★☆☆ 「違いのわかる男」ネスカフェの広告のコピーでしたよね。安い缶コーヒーというイメージを払拭する高級感ブランディングができた成功例です。こんにちは、コーヒーが飲めないので違いがわからなかったミトミえもんです。 さて、本日訪ねたのは新橋『石居』夜は大衆居酒屋を酔っ払い達が埋めるエリアだが、昼はわりと静かな印象がある。営業している店舗が少ないが、ある意味狙い目である。 看板には地鶏と活魚の文字。ランチメニューは、親子丼に焼き魚とお刺身の定食が並ぶ。 「地鶏親子丼」(980円) 親子丼を選んだのはコピー。こちらも「違い」押しです。鶏肉が違う!玉子が違う!ダシが違う!作る親父が違う!の違い4点セット。 素材、火入れ、味付け、作り手自身の全てに自信が伺えます。ぜったいうまいとまで言われた日には頼むしかありません。 まずは素材。筑波山麓地養鶏で地玉子を使用。肉も非常に柔らかく、卵の火入れ具合も絶妙で半熟とろとろ。とろとろは親子丼の重要な指標となるが、偏差値はかなり高い。出汁は甘めなので、ご飯がよく進む。満足感も提供してくれます。作り手の親父だけは視認できなかったが、きっと違いがわかる親父なのでしょう。 活魚の側面もきっちり見せてくれます。親子丼だけでも十分なのに、たっぷり出汁のでたあら汁に厚みのあるお刺身まで。 これで、950円とは破格のコスパといっていいでしょう。もっと人気が出てもいいのにというのが正直な感想だ。「違いのわかる」親父の親子丼は、ちゃんと「違いのある」親子丼でした。 — 石居03-3591-2626東京都港区新橋2-10-9 室田ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13146800/