2016.02.13 夜 人形町の裏路地。今日もお店には常連さんが集う@集う亭まつもと 日本料理 東京・日本橋 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 広告代理店マンには飲食店経営への興味が強い。いや、強い人が多いと思う。この人種は、実際に何かを生むのではなく、生まれたものを広告するのが基本。だからこそ、逆に何か生むということに関して渇望感が強いのだと思う。 ビブグルマン2016を獲得した代々木八幡の『四季ごはん 晴れ間。』の女性オーナーも広告代理店出身。面識はないが同じ会社の先輩だったそう。こんにちは、二匹目のドジョウを狙うミトミえもんです。 人形町の裏路地。住宅街に近い立地では一見は少ないだろう。自然と常連さんが集う店となっている『集う亭 まつもと』。銀座で修行中の大将を現オーナーさんが一本釣りして作った店だそうです。趣味的な要素も多分にあるでしょう。「やりたいようにやっていいよ」とおっしゃってるそうです。器がでかい! さて食事をいただきましょう。まずは「お造り」から。鰤、インド鮪、タイのランナップ。大胆なカットで満足感もあり。 「馬刺し(赤身)」この馬刺しが店の自慢。 意外にも福岡産だそうだが、なんと熊本にも卸しているという馬肉。生で直送しているそうで、肉に劣化が見られない。結果として臭みなどとは無縁の一品に仕上がります。大ぶりなカットでもヘルシーな馬肉は瞬殺です。 「伴助の干物(ホッケ)」大ぶりが売りの伴助干物。やはり大は小を兼ねるのでしょうか、脂身がたっぷりで好感度が高い。皮の焼きにも脂がいい影響与えているのでしょうね。旨い! ここまでに共通して、山葵や生姜の存在感の強さを感じます。味がしっかりしていて、それぞれの素材にたいしてアシストしてくれます。 「自家製さつま揚げ」をいただいたときの生姜も同様のイメージ。 〆には「鮮魚の茶漬け」後者はいわゆる鯛茶漬けの魚の盛り合わせ版です。お造りでいただいた魚で作る茶漬けは新しい。これだけ夜飯でもいいかも。 お酒目的ではなく、単純に食事での利用も十分に考えられる。近所なだけに色んな使い方ができそう。オーナーさんと違って、お金を出さずに基地ができたということか!?2匹目のドジョウを狙う必要がありませんでした。笑 — 集う亭 まつもと03-5695-0005東京都中央区日本橋人形町2-27-1https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13179478/