充実した創作ラーメンの数々。適応力の高い自家製麺。＠栄龍

人形町は歴史のある街。創業１００年を超える老舗店舗がいくつも数えることができる。その最たるものが創業２５０年を超える『玉ひで』これには遠く及ばないが、目の前の栄龍もなかなかの老舗である。

本店こそ入谷にあるが、こちらが創業６０年越え。一人の人生分も生きた計算。十分に老舗といっていいでしょう。麺は自家製にこだわるが、これをアピールするビニールの看板はちょっといけてない。せっかくの歴史と自家製麺の魅力が半減しちゃいますよ！

麺のラインナップがとにかく豊富。「元祖下町ラーメン」を基本として、様々な創作ラーメンのメニューが並ぶ。牡蠣ラーメン、参鶏湯ラーメン、コムタンラーメンなど創造性が豊かですね。

選んだのは「油そば」（750円）

もちもちの手揉みの麺は弾力があって、油そばとは相性が良い。

少量のかん水なのか色はうっすらとした黄色で、スープへの適応力が高い。これだけの創作ラーメンを実現する必須アイテムなのかもしれない。同じ理由で半熟卵との絡みやラー油やお酢を使った味の変化もいい感じ。

せっかくなのでご飯物も。「半チャーハン」（300円）パラパラではなくオイリーな仕上げ。チャーシューがいっぱいなのはありがたいが、脂部分が多いのが気になるところ。

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麺や 栄龍
東京都中央区日本橋人形町1-16-5 入山ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13112122/