2015.08.13 夜 北海道の食材とフレンチと和。@Bistro清水亭 フレンチ 札幌市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 札幌狸小路商店は北海道で最古の商店街の一つ。1873年(明治6年)にできたのだからその歴史は140年を超える。アーケードに覆われた商店街の下には200を超える店舗が軒を連ねるそうです。 そして、ここの歴史は止まらない。2012年には「たぬきスクエア」という飲食店群がオープン。常に進化してる商店街のようだ。スクエア内の店は1店舗づつは非常に狭く、はしごしても面白い。 その中でもっとも人気のある店の1つが『清水亭』。シェフである清水氏の名前を冠した店で、パリでのフレンチの経験に加えて和食店の経験もあるそう。料理はもちろん充実している日本酒やワインなどの酒へも活かされているようだ。 お通しは赤酢の酸味の効いた「イナダ寿司」と「インゲン豆のツナ和え」。いきなり飯ものを少し提供するのは和食時代のなごりか? ここは北海道。地産地消の素晴らしい食材にも挨拶させていただいます。 独特な味の「根室産赤ホヤの塩辛」。酒のアテとして優秀です。 トマトソースをあしらった「根室産花咲ガニのクリームコロッケ」はカニの贅沢な使い方。 「モッツァレラと梅しその春巻き」のチーズも濃厚でアベレージ越え。 「稚内産白貝のアヒージョ」の素材力もしかり。北海道の恵みに幸せな気分になります。 「うずら卵の自家製スモーク」を挟んでお次は肉にチャレンジ。 お得な「肉食3種盛り合わせ」がオススメ。「粒マスタードソースのバベットステーキ」「牛サガリのカツレツ」「仔羊のステーキ」胡椒の効いたカツレツに軍配。さすがフレンス出身のカツレツですね。 肉はこれに飽き足らず「十勝ハーブ牛ホッペ赤ワイン煮」も注文。かなり柔らかく口溶けが良い。ハーブを食べた影響か独特な味を奥に感じ取ることができる。 北海道の食材を使ったフレンチと和の融合。歴史ある商店街の新しい命。今後も楽しみなお店です。 ―Bistro清水亭011-233-5106北海道札幌市中央区南3条西7-6-4 タヌキスクエア 1Fhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1039427/