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2015.07.08 昼

100年以上の格式。京都らしい奥ゆかしいランチに舌鼓。@やげんぼり 赤坂店

日本料理

赤坂・永田町・溜池

1000円〜2999円

★★★★☆

京都と東京で展開する一大グループ「やげんぼり」。その始まりは明治37年までさかのぼる。西暦1904年のことである。京都『花遊小路江戸川』を皮切りに拡大して赤坂にも店舗を構える。

「やげんぼり」の由来は薬研堀から。薬研とは薬草を粉末にする器具で、そこにある堀を薬研掘という。手間ひまかけて薬を作るように、労を惜しまないという意味をこめているそうです。

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グループの店舗それぞれ趣向を凝らすそうですが、赤坂の店舗は路地裏に位置し、格式のある日本家屋が「やげんぼり」らしさを醸し出す。のれんをくぐるとすぐに靴を脱ぐ。1階には調理場をのぞけるカウンターとテーブル。2階には個室があるようだ。

「八坂」出し巻、赤出汁、じゃこ、小鉢、漬け物、御飯がついて1,100円。夜は万単位の店。高料理店をランチで安く食べ尽すシリーズ認定店です。

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並列に並べましたが、主役はこのだし巻き卵。出汁が京風で甘すぎず、辛すぎずの奥ゆかしい味。どうやら大根おろしに秘密がありそうです。出汁をすったおろしが絶品!

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巷でミルフィーユと表現される理由がわかる。三層に分かれ1つ1つが接着していないため、柔らかく浮かび上がる。卵は3個使っているということですかね?大きさも立派なもの。肉や魚ばかりをおかずと認識しがちだが、日本の先人の知恵には頭が下がる。

御櫃にはいったみずみずしくふっくら立ち上がったご飯が無限に進む。漬け物やじゃこもその役目を果たす。京都のランチという感じです。

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ちなみに、「山科」は冷やし胡麻汁、「嵯峨野」は湯豆腐が主役。いずれも1100円とお得感あり。再訪を願うランチの1つとなった。


やげんぼり 赤坂店
03-3582-2270
東京都港区赤坂3-19-5
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13002749/

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