自然のサプリメントがいっぱい。体よ健康になれ！@天香回味 日本橋 本店

火鍋。そのルーツはモンゴル。開発者はモンゴル帝国を一代で築き上げたチンギス・ハンと言われる。数十種類もの漢方を織り交ぜ、もちろん化学調味料なぞ必要としない。自然が生んだ旨味のみで構成される火鍋は健康への貢献度が非常に高い。つまり健康そのものを食してるようなもの、チンギスハンが定刻を築いた理由がわかる気がします。「腹がへっては戦はできぬ」と日本でも言われますが、この場合は「健康でなくても戦はできぬ」といった具合でしょうか。

材料の過多でコースが３つに分かれます。鍋は追加できますからね。まずは一番ミニマムのAコースを発注。内訳は、前菜、豚肉、盛り合わせ、麺、デザートといった感じ。

鍋のスープは２種類。色の濃いのが天香スープ、薄いのが回味スープ。

天香スープ。クミンやウコンが入っているためカレーのような風味。唐辛子や花椒などの力もあり、スパイシーな仕上がりだが四川の火鍋のような麻辣の辛さはない。体をポカポカにし、デトックスを促すスープに仕上がる。

回味スープ。トウジン、ナツメ、リュウガン、クコの実、トウキなど、滋養強壮、新陳代謝、胃痛、美容などあらゆる現在人のニーズにもあう効果効能を実現するスープ。

この二つが重なり、店名の「天香回味」になるとき、健康にいい優しさだけでなく、味としても最高レベルのものができあがる。自然の素材だけでここまでものができるなんて感嘆の一言です。

盛り合わせの材料も体には好影響のラインナップ。青森産のニンニクから始まり、冬瓜、椎茸、エリンギ、サツマイモ、豆腐、青梗菜、キャベツ、タモギ茸、そして椎茸を練り込んだ肉団子。ビタミン、鉄分、食物繊維とサプリメントでみる成分項目が並ぶ。聞いているだけで健康になりそうです。

米沢豚、鱈をしゃぶしゃぶしながら野菜といただいて後は麺を残すのみ。

せっかくなで米沢牛を追加してみましたが、これは必要なかったかも。脂が強すぎて火鍋のベクトルにぶれが出てしまう。

最後はクロレラ翡翠麺。翡翠麺とは翡翠のような緑色をした麺ということだが、通常はほうれん草を練り込んだもの。こちらでは藻を練り込んだそうです。モチモチの食感のちぢれ麺。色的には赤っぽいスープに合わないが、味は抜群。ランチはこれだけの提供もあるようなので、その価値は保証できます。

数年前に台湾の本店にはお伺いした経験があったのですが、日本の初めて。台湾のときはもっと材料の種類が多かった記憶があるが、スープの味はもちろん同じレベル。台湾の味を日本でもいただくことができるなんて嬉しいですね。

本日はGWの最終日。明日から健康になった体で頑張りたいと思います。だって、「健康でなくては戦ができない」ですもんね。

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天香回味 日本橋 本店
03-5255-7255
東京都中央区日本橋室町1-13-1
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13004109/