心もお腹もいっぱいです！希少な絶品ミックス定食＠西麻布@西麻布 三河屋

「お腹いっぱいになってほしい。」ボリュームもあり、味も素晴らしい揚げ物の店であるが、西麻布のど真ん中で感じるぬくもり、これを感じるために行列しているのではないか。

創業1930年（昭和5年）に精肉店から歴史をスタートした『三河屋』定食屋としての営業も開始し、長い間多くの人々の心とお腹を満たしてきた。ただ、やたら滅多ににはこのぬくもりに触れることはできません。

営業は週4日のランチのみ。公称では11時半から14時半とされておりますが、実際には13時半にもなれば店じまいしている確率が高い。ご飯が終われば店じまいなのです。

なんといってもぬくもりの店です。当然おかわりは自由。むしろ「おかわり大丈夫？いっぱい食べてね」とおかわりをどんどん促してくれます。これをフードファイターの男どもが食べるわけですから、そら無くなります。

11時55分着。前は３人の待ち。ちょうど二回り目のスタートに出くわし20分程の待ち。外からはキッチンがのぞけるので観察タイムにあてます。お姉さまがたが手際よくサラサラのパン粉を駆使して、揚げ物を次々と仕上げていく。

メニューは揚げ物のメニューのみ。とんかつ、チキンカツ、ハムカツ、エビフライなど揚げ物のみのラインナップ。ただ、ほとんどの方がミックスを注文しております。当然おいらも。

・ミックス（コロッケ、メンチ）1000円
記載はコロッケとメンチとなってますが、実際にはサービスという名のもとに、ハムカツとチキンカツもくっつきます。わかっていても嬉しいものですよね。また、ぬくもりポイントアップです。

この充実したミックスの中で圧倒的な存在感を放つのが「メンチ」。薄い衣の中にはぎっしり肉がつまる。ほんのりピンクがかっていることが肉汁を予感を感じる。あっという間に余熱で完成するが、これだけの厚みです。熟練の揚げ加減と油の質の高さを感じます。さらに、玉ねぎのシャキシャキした食感が肉々しさを軽減し、ペロっといただけます。

次におススメは「コロッケ」。じゃがいもの甘みを閉じ込めるために衣をつけただけというくらい、甘さが失われていない。肉団子大なので一口でほくほくいただいちゃいましょう。

サービスのハムカツとチキンカツも同じ油、同じパン粉ですからね。十分なクオリティーが担保されております。さらに、元精肉店です。仕入れのルートには圧倒的な自信があるでしょうね。

最後に。「お腹いっぱいになりましたよ」と笑顔で去ります。ぬくもりを感じたい人々が外で列をなして待ってますからね。

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西麻布 三河屋
03-3408-1304
東京都港区西麻布1-13-15
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001331/