南インドカレーと北インドカレーの違いは？
厳密に定義すれば色々あるのでしょうが、おいらの認識だとこんな感じ。（全然違ってたら是非ご指摘ください。）
・主食の違い（南インド＝米、北インド＝ナン）
・米の違い（南インド＝ジャポニカ米、北インド＝パスマティ米）
・カレーのタイプ（南インド＝サラサラ、北インド＝ドロドロ）
・材料の違い（南インド＝菜食主義が多いので野菜が多い、北インド＝タンドール料理等肉が多い）
冒頭の紹介は、ケララの風IIを語る上で非常に重要。なんといっても、店名（ケララ）が南インドの都市だから。ケロロじゃないよ。南インドカレーの有名店と言えば、例えば『アーンドラキッチン』など有名ですが、インドの都市アーンドラよりも南にケラーラに位置する。
また、南インドの代表的な料理といえばミールス。いわゆる定食ですね。多分に漏れず、ケララの一番の人気メニューも同様。きっちり説明書つきで、楽しみながら正しくいただくことができます。
・ミールス（南インド定食）1100円
説明書にそって、長方形のプレートの左上から時計回りに紹介させていただきます。
・ビーツのカーラン…スパイスの効いたビーツのヨーグルト煮
・ニンジンのトーレン…ニンジンを削り、ココナッツ炒め蒸し和え
・白菜のクートゥ…白菜と豆の煮物
・ラッサム…南インドの代表的なスープ。
・カード…プレーンヨーグルト。デザートとしてではなく。ご飯と混ぜるのがポイント。
・サンバル…一番大きな器。冬瓜、ナス、オクラ、玉ねぎ、トマト、シャロットなど豊富な野菜達。スパイシーさより野菜が目立つ。
・ダール…言わずもがなの煮豆料理。ご飯にかかっていてほんのり
・パパダム…豆でできたインドのせいべい
・アチャール…マンゴーでできたもので塩辛い。全体の中で唯一辛さを感じるが、その中でも強烈。
・ココナッツチャントニー…南インドといえばココナッツも重要。ペーストしたもので、二重丸に一品。
食べ方のコツはとにかく混ぜること！野菜の要素、味付け（スパイス・塩気）の要素、食感（パパダム）の要素、そしてインドでは欠かせないヨーグルトの要素。組み合わせで色んな表情をみせてくれます。わかりやすく肉！みたいな感じではないので、物足りない方もいらっしゃるかもしれませんが、ヘルシー料理好きにはたまらないでしょう。
ちなみにお米はパスマティのような香り米を使用してない。バングラディシュの『カリジラ』というお米らしいですが、ミールスに適した粘度の低い仕上がりを湯取法によって実現。ミールスを受け止める土台として完全に機能しております。
・チキンビリヤニ（1100円）
土日限定10食でビリヤニの提供もあります。実はオープンから来訪したのはこれが理由。豊富な豆類と派手な味付けてはなく、優しい味付け。メニューの写真より豪快な盛りつけ。骨つきのチキンも大量に埋まったますが、やっぱり優しい味なので瞬殺です。
・フライドフィッシュ（300円）
スパイシーな味付けの青魚もいただきました。
全体的にヘルシーな印象で油分が少ないため、ダイエットや女性にもオススメ。ただし、ミールスの場合は、米だけでなくミールス全体でおかわりが自由なので、食べ過ぎにはご注意ください。
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ケララの風II
東京都 大田区 山王 3-1-10
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13127788/