好きこそ物の上手なれ。ラーメン食べ歩きの店主だからこそ！@麺 やまらぁ

好きこそ物の上手なれ。誰でも好きなことは一生懸命やるし積極的に勉強するから上達が早いということわざ。この言葉を体現したお方が人形町にいらっしゃいます。

山谷英治さん。通称、やまさん。サラリーマン時代から６年弱で1200軒、2400杯のラーメンを食べ歩いたのだとか。計算すると、一日二食の食事機会があったとして単純に４３８０回。約４食に一度はラーメン食ってるということ。さらに、ラーメン好きが高じて４０歳にして退社。本当に好きなんですね〜。

そして、食べ歩きでの重要な出会いは小岩。『麺喰屋澤』。そこで出会った麺と同様の桜井商店からの仕入れだそうです。２４００通りのトライ&エラーの結果、彼が提供したい至高の麺ということです。

メニューは、やまらぁ、しおらぁ、みそらぁと基本の３種。文字通り、それぞれ醤油、塩、味噌味です。

「やまらぁ」（醤油味らぁめん）750円
鶏白湯の鶏ガラの出汁をベースに魚介の風味と旨味が加わる。見た目の濃厚さとうって変わって、決してしつこくないのが素晴らしい。かなり研究した結果なのでしょうね。

修業先と同じという麺はツルツルでコシがある。なめらかな食感が特徴的な麺は国産の小麦。風味もよい。麺をじっくり味合うためにもつけめんでも食べてみたい。極太肉厚チャーシューも脂が充実して嬉しい。

「台湾まぜそば」800円
台湾まぜそばは土曜限定か平日13時以降。時間がかかるってことですね。平日の混雑が想像できます。

麺は、さらにコシがつよい。なるほど時間もかかります。主役となるミンチは全体に辛味を与え、ネギやノリなどは味にアクセントを加える。コシの強い麺が必要なわけです。全体的にバランスのとれたまぜそば。普通に美味しい。（個人的にはやまらぁの方がオススメ）

追い飯は必須。のり巻きで食べろだなんて、美味しいに決まってるじゃないですか。もう。

『麺屋はなび』を思わせる台湾まぜそばと感じていたら、なんと先方から了解してもらってるとのこと。ラーメンの食べ歩きがなせる技ですね。

ちなみに、店主は工業デザインの学校のご出身だそうで、素敵なロゴデザインも自ら行ったとのこと。きっと小さいときから絵とか書くの好きだったんでしょうね。好きこそ物の上手なれ、この言葉を体現した素晴らしい一店です。

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麺 やまらぁ
03-3668-0755
東京都中央区日本橋人形町2-29-3
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13104793/