2015.03.20 夜 家系ラーメンの源流。総本山の味はいかに!?@家系総本山 吉村家 ラーメン・つけめん 横浜市 〜999円 ★★★★☆ 家系ラーメンの源流。横浜駅から10kmほども離れた新杉田で静かに産声をあげたのが1974年。それから40余年で直系と呼ばれる店舗は全部で7軒展開。(杉田家、はじめ家、環2家、厚木家、まつり家、横横家、上越家)その孫や模倣店も含めると、いわゆる家系ラーメンと呼ばれる店舗は数えきれない。その源流・元祖と呼ばれる総本山である。 余談だが、吉村氏が最初に展開した本牧家からは、いまは巨頭と数えられる『六角家』と『近藤家』も輩出している。 さすが総本山。20時時点で既に20人待ちの行列。外国人と若人が多い。もはや観光スポットとしての位置まで到達してるのでしょうね。回転率はめちゃくちゃ早く、10人規模で入れ替わるのであっという間に着席。ものの5分程度。大人数の入れ替えのため、複数人でいっても席が一緒になります。人気店の由縁はこういった配慮も理由の1つでしょう。 食券を最初に買う仕組み。麺のかたさ、味の濃さ、鶏油の量を選択します。何も言わないと普通ででてきます。おいらは「麺固め」を注文。 ・チャーシュー麺(750円) とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深いスープに特製醤油ダレ。材料には妥協せず、豚骨は生のガラを使用。まとめ買いや現金購入などのコスト削減のため良心的な金額で提供いただけます。 家系らしい極太のストレート麺の酒井製麺の麺。うどんも作るという酒井製麺は、コシが強く家系の濃厚スープに負けない存在感を放ちます。吉村家が認めた店舗にしかおろさないそうです。 圧巻は調味料の数。白ごま、特製刻み生姜、ラーメンコショー、トウバンジャン、ラーメン酢、行者ニンニク、おろし生姜、七味唐辛子、味ぽん、しょうゆ。色々混ぜると迷走するのが常ですが、不思議と相性がいい。自分好みを見つけてみて! 家系といえば御飯(110円)も忘れないでね。国産の御飯は家系の濃厚スープ、トロトロのチャーシューとばっちり合います。 軒先の暖簾には「お客様は我が味の師匠」の文字。研究を重ね少しづつ味に変化を持たせて常に進化をめざす。その心意気の感じる。頂上いて胡座をかかないスタイル。勉強になります。 ―家系総本山 吉村家045-322-9988神奈川県横浜市西区南幸2-12-6 ストークミキ 1Fhttps://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14000059/