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2015.01.27 昼

ビーフン専門店。ビーフン&ちまきが鉄板!@ビーフン東

中華料理

銀座・新橋・有楽町

1000円〜2999円

★★★☆☆

新橋駅前ビル。汐留口にある古参の建物は1966年(昭和41年)の竣工。1号館には計52軒(2号館に10軒)もの飲食店が入居します。一方、烏森口のニュー新橋ビルも数々の人気店の入居で有名ですが、こちらは1971年(昭和46年)の開業。こちらは100件もの飲食店が入居します。この高度成長期の発展していく街に思いを馳せます。なんといってもビートルズが来日した年ですよ!

長くなりましたが、そんな新橋駅前ビルの2階で営業する老舗中の老舗。池波正太郎も通ったというお店の料理長は三代目の東シェフ。(池波正太郎はどこでも出てくるな。)インテリアは中華風のデザインに統一されており、壷や照明にもエッセンスを感じます。食器がすべて青磁っぽいのも特徴的。

さて本番。メインのビーフンですが、種類・量・焼きorスープの選択が迫られます。
①種類:3種。並(豚肉、野菜)、五目(豚肉、海老、椎茸、筍、玉子)、蟹玉(蟹と野菜玉子)。
②量:3種。小盛り、一人前、大盛り
③調理法:焼きビーフン or スープビーフン

「五目ビーフン小盛り(焼きビーフン)」500円
真っ白いビーフンで見た目の細さのわりにはコシを感じる。薄味とのレビューを多く見るが、塩分が強く思ったより味はしっかりしている。

そんな薄味でお困りの方には武器が!お好みでにんにく醤油を数滴垂らしてくださいとリコメンドをいただいてましたが、しっかり目の味がさらにわかりやすくなります。ビーフンはさすがお米でできてるだけあります。五目の具材がおかずになって食がすすむ。小盛りなぞ一瞬で食べ終わります。

量的には少々物足りない気分になるが、小盛りにしたのは、もう一つの人気商品のため。

「バーツアン」700円
皇室も御用達という大迫力のバーツアン。いわゆる中華ちまきです。中身が豚肉、うずら玉子、ピーナッツ。ピーナッツというのは面白い。醤油で味付けされたもち米達は全体的にも濃厚な仕上がり。肉は角煮も手伝い脂分が多い。このボリュームでくるとちと苦しいが不思議と嫌な気はしない。一緒についてくるオニオンスープでバランスをとります。

ここまでビーフンをメインにした店も珍しい。ただ、これ1つで十分勝負できるクオリティーです。是非、汁ビーフンや蟹玉などメニューのコンプリートも目指したい。

脱線すると、虎ノ門ヒルズカフェはこの東シェフのプロデュース。パスタ風にアレンジしたというパスタも食べてみたいものだ。


ビーフン東
03-3571-6078
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002609/

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