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2015.01.10 夜

久留米ラーメンの王道。昔と今の食べ比べができます。@大砲ラーメン 本店

ラーメン・つけめん

久留米・筑後

〜999円

★★★☆☆

久留米グルメ第2弾は、久留米ラーメン。もちろん異論も多々あるでしょうが、(実際言われました泣)大砲ラーメンの功績なしには、久留米ラーメンの全国区への道はなかったでしょう。ビブグルマン獲得はその証左のひとつです。

お店もおそらく建て替えが行われたのか、新築の香りがする大砲ラーメン御殿ともいえるような立派な作りの店舗。

7時時点では一番乗りでしたが、その後のお客様の来訪は止まらない。特徴的なのは、年齢層が非常に低めなこと。地元の学生達の憩いの場なのですね。メニューにも学生向けの大盛りメニューなんてあったりしました。

大砲ラーメンといえば、昭和28年屋台として久留米に産声をあげました。ちょうどテレビ放送が始まった年です。この時作られたスープが今も大砲ラーメンを支えております。

大砲の特徴は「呼び戻しスープ」。開店から釜を空にせず、新しいスープを継ぎ足しながら作る技法。高度な技術が求められます。そりゃそーですよね。計量カップでは作れないということ。

この呼び戻しスープを使って、こってりが売りの「昔」ラーメン、まろやかで今や定番になってる「今」のラーメンの二つを提供します。どっちも食べたいというニーズに合わせてぴったりのメニューが存在します。

「食べ比べセット」800円
このサービスは嬉しいですね。しかも一名での来店の客に限るとのことで、お客様のニーズを叶えた格好なのでしょう。

調味料は、おろしニンニク、からしニンニク、紅生姜、白胡麻。どれも九州ラーメンではお馴染みのアイテムです。

・昔
カリカリのラードの効果か、舌触り、味、香りにラードの影響が色濃くでてます。当然食感はこってりになっていきます。特製のタレに漬けこんだ後にローストしたというばら肉はトロトロの仕上がり。本当に屋台にきたかのような錯覚に陥ります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: original2-64.jpg

・今
まろやか系の味で可変性が強い。調味料を駆使して自分好みに仕上げます。とはいえ、弱いのではなく、奥深い旨みとコクがある。クリーミーな味わいがまろやかさを舌につたえます。麺は細麺でも多少のコシがありますが、低加水でスープとの絡みも抜群。個人的にはこちらのほうが好きです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: original3-63.jpg

久留米を中心に11店舗の展開。うち2店舗はミシュランのビブグルマンの獲得。味は一緒でしょうが、本店で食べるラーメンは雰囲気点も加わるものです。クルメぐるめ楽しませてもらいました。


大砲ラーメン 本店
0942-33-6695
福岡県久留米市通外町11-8
https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40000224/

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