2026.01.19 夜 海外ゲストにも伝わる、焼鳥体験@焼鳥 月や 焼鳥・焼きとん 銀座・新橋・有楽町 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 銀座のビル10階、エレベーターを降りるとそのまま店内へ。『焼鳥 月や』は、中央に据えられた焼き台を囲むコの字型カウンターが印象的な焼鳥店だ。空間には富士山や龍を描いた絵柄が天井や焼台周りに大胆にあしらわれており、店内全体に和のモチーフが強く打ち出されている。照明や内装も含めて演出のトーンははっきりしており、訪日外国人の客が多いのも頷ける構成。和の世界観を視覚でもしっかり伝えてくるスタイルだ。 料理は伊達鶏を軸とした焼鳥のコース仕立て。串に加えて小鉢や野菜串も挟みながら構成され、雲丹や漬けマグロ、自然薯といった和食らしい食材も登場する。こうした要素は特に海外のゲストにとって印象に残りやすいポイントで、焼鳥という枠に広がりを持たせる意図が感じられた。味付けは全体的にしっかりめ。焼きの火入れは概ね安定しており、構成としては過不足なく整えられている。食事内容はこちら。「伊達鶏の順上湯スープ」生姜をしっかり効かせた立ち上がり 「金沢のお漬物盛り合わせ」「大根おろし 酢醤油」箸休めとして機能 「かしわ」ジューシーでバランスの取れた火入れ 「芽キャベツ(静岡)」甘みがあり、焼き目の香ばしさも感じる 「丸ハツ」標準的な仕上がり 「ささみ 雲丹・本山葵」視覚的なインパクトと香りが特徴 「加賀れんこん 出汁醤油」香ばしさと食感を活かした一本 「ふりそで 青唐辛子味噌」辛味が味に変化を与える 「ちょうちん」濃厚な黄身が際立つ定番串 「漬けマグロ×自然薯×天城本山葵」和の素材を組み合わせた小鉢風の一皿 「むね肉のねぎま」火が入りすぎてやや乾きが目立つ 「聖護院かぶ×人参ドレッシング」さっぱりとした箸休め 「榛つくね×八ヶ岳王子の卵黄」甘めの味付け、安心感ある構成 「かわ」パリッと焼き上げられた表面に、脂の旨みがじんわりと広がる 「せせり」香ばしさが立ち、素材の持ち味を活かす 「親子丼(魚沼産コシヒカリ 雪椿)」卵とご飯のバランスが良く、飲める系のアウトプット 「自家製わらび餅 黒蜜」やわらかく、後口も軽め コースの途中では追加の串を選べる構成になっており、今回は「せせり」と「皮」を選択。終盤にかけてお腹の具合を自分で調整できる仕組みは、コースでも満足感を得やすい設計。開始時に終了時間の希望を聞かれる点も印象的で、同伴利用の多い銀座という土地柄が垣間見える。料理や空間のつくりからはインバウンドへの配慮も随所に感じられ、海外ゲストとの会食にも選びやすい一軒かも。ご馳走様でした。 — 焼鳥 月や050-5872-8490東京都中央区銀座7-4-5 銀座745ビル 10Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13257365/