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2025.07.04 昼

純すみ系の源流、ここにあり。@さっぽろ純連 札幌店

ラーメン・つけめん

札幌市

1000円〜2999円

★★★★☆

札幌ラーメンの源流、そして濃厚味噌の原点。ここ『さっぽろ純連 札幌店』は、昭和39年創業という半世紀を超える歴史を持ち、創業者・村中明子さんの「熱くて濃いラーメンを札幌の冬に届けたい」という想いから始まった名店です。実は当時「純連(じゅんれん)」と書いて「すみれ」と読んでいたことから、現在の有名店『すみれ』はこの店の流れを汲む姉妹店。つまり“純すみ系”と呼ばれる札幌ラーメン文化のルーツは、ここ純連にあるのです。

名物の「みそラーメン」は、ただの味噌ラーメンではありません。スープ表面に張られた分厚いラードの膜。これが最後まで熱々を保ち、まるで“熱の鎧”のようにスープを包みます。中華鍋で炒めた野菜と挽き肉に佐渡味噌を焼き入れる「味噌の焦がし技法」が、この店ならではのアプローチ。

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その香ばしさと味噌のコクが口内を満たし、ラードの甘みと調和して、濃厚なのに飲み干せる仕上がりに。実はこのスープ、根しょうががいい働きをしてる。濃厚一辺倒にさせず、後味をすっと引き締める清涼感。これがなければ途中でギブアップしてたかも…体は正直なものだ。

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麺は森住製麺製の中太縮れ麺。ぷりっとした弾力に加え、スープをしっかり持ち上げる凹凸の強さが見事。ラードの膜でツルンとした舌触りも加わり、啜れば啜るほど深みにハマっていく。そしてチャーシュー。肉厚なのに口当たりはしっとり、タレの染み込みもほどよく、主役に負けない存在感。さらにメンマとネギの組み合わせが、濃厚な味噌スープに食感と香りのアクセントを与えてくれます。

「みそラーメン」、その一杯に詰まっているのは、熱さ、濃さ、香ばしさ、そして抜けの良さ。分厚いラードの膜がスープを最後まで熱々に保ち、根しょうがが濃厚さをすっと切る。麺は力強く、具材はどれも計算された存在感。暑い夏でも十分にうまかったが、冬に食べたら、そこにもう一段階の美味しさの段階が上がるのだろう——そんな期待すら抱かせる一杯だった。

ご馳走様です。

さっぽろ純連 札幌店
011-842-2844
北海道札幌市豊平区平岸二条17丁目1-41 シャトー純連 1F
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010303/1000031/

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