2015.09.05 夜 縁起のいい亀甲の下で英気を養う!名物の「汲み上げ湯葉」は必食@亀甲屋 日本料理 京都市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 亀甲と聞いて何を思い浮かべますか?変なことを考えたあなた、ダメですよ。ミトミえもんはもちろん調味料製品大手のキッコーマンです。萬の文字を亀甲の形で囲った紋である。亀は万年と言われるだけあって、縁起のいい紋。町屋にある『亀甲屋』でも六角形の看板が迎えてくれます。翌日は京都でイベント仕事。縁起の良さにあやかります。 人数も7名と大所帯。奥の6人用のテーブルにお誕生日席をつけて。人数が多いと注文も面倒なので、コースでいただくことにします。 「京番茶鍋コース(生姜鍋コース)」(4300円) 先付がこちらの名物の1つ。「汲み上げ湯葉」豆乳の甘さをたっぷり含んだもちもちの汲み上げ湯葉。一見豆腐のようだが、一枚一枚の湯葉の集合体。 向付は、「鯵」「鱧」「鯛」鯵の脂がすさまじく、鱧の包丁をみれば技術の高さもうかがえる。 逸品とされるのは「天ぷらの盛り合わせ」茗荷、万願寺唐辛子、レンコンの肉詰め、人参と野菜中心のラインナップはいい。産地は聞かなかったが、意識的に京野菜も使っているのでしょう。 早々にコースの真打である鍋の登場です。「生姜をきかせた京番茶の豚しゃぶしゃぶ」生姜はきかせたなんてレベルじゃないです。じゃがいもと見紛う大きさで投入。もちろん味への貢献度は高い。 色が茶色がかっているのは京番茶。京番茶でしゃぶしゃぶするのは初めての体験です。余分な油が落ちて、番茶の香りと旨味が肉や野菜を引き立てるそうです。 国産の豚肉はロースとバラ。さっぱりしてる中に京番茶の香ばしさが今までにはない味付けを体験させてくれる。こちらでも登場する湯葉と生麩からも勝手に京都らしさを感じてしまいます。 舌においしく、体に優しい。明日のイベントへの英気を養うことができました。(この後もう一軒〆のご飯を食べに行ったことは秘密です。) ―亀甲屋075-221-1270京都府京都市中京区高倉通御池下ル亀甲屋町601https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26003318/