常連への険しい道のスタート。ゆうじデビュー！

ゆうじデビュー。常連さん達が優先で一見客は楽しめないなんて声も聞こえます。上客に対して手厚い対応をする、これはサービスの基本です。飛行機でファーストクラスは広くて手厚いサービスでずるいなんて言わないですよね。

渋谷の喧騒から離れた路地裏。ご主人の名前が樋口裕師氏。『ゆうじ』はご自身のお名前なんですね。約２０年の歴史。そりゃ常連さんに勝とうなんざ１００年、いや２０年早い話です。まぁ、偉そうに宣いましたが、ミトミえもんは今日が初めてです。常連への道のスタートです。

千切りのような切り口が特徴的な「ハツ刺し」。脂の旨味を残す切り方なんだとか。甘さすら感じます。

全国の焼肉屋を食べ歩いたゆうじさんならではの所業。胡麻と酢の海の中に弾力のある真っ白な「センマイ刺し」。酸味がいい感じでものを言う。うまし。

この「レバー」焼く必要ありますか？厚生労働省さん。めちゃくちゃ溶けるほどの旨味、甘さすら感じます。さすが内臓に関してトップクラスといわれるだけある。

食感の強さが素材の良さだと言わんばかりの「上ミノ」。旨味がにじみ出る。脂身に上品さを感じます。店が煙たくたって脂身は上品なんです。塩加減が強めの「ギアラ」。こいつも旨味が一生続いていく。

タレが強い「ハラミ」。十分すぎる戦い方。生姜やばっ！うまっ！この唯一濃かった味を柔らかくしていく。あっさりしている「ハツ油」は青唐辛子で補完してピリッと。柔らかい「しびれ」でお肉は終了。

〆は「カレー」

今日がゆうじの常連への一歩目と申し上げましたが、実はマイナススタート。後輩達の遅刻が相次ぎ、「おまかせ」の注文すらできず。まずは時間を守れる後輩や友達作りから始めたいと思います。

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炭火焼 ゆうじ
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