2018.06.20 昼 このとんかつ、芸術的。@とんかつ燕楽 とんかつ・揚げ物 東急沿線 1000円〜2999円 ★★★★★ 池上にある実力派とんかつ店の『とんかつ燕楽』へ。御成門にある同名のお店「燕楽」から暖簾分けしたお店。本家がビジネス街らしく御成門のサラリーマンで賑わうの対して、池上の燕楽には食通やとんかつ好きが集まってくる。好立地にあるわけではないので、自然とモチベーションが高い人を中心に集ってくるのでしょう。 メニューは色々あるが、ミトミえもんはロースカツ一択。リーズナブルなカツランチやカツ丼の姿もある上に、エビフライやカツカレーなどと選択肢は多い。 調理には20分ほどかかっただろうか、厚みのあるロースカツはじっくりと時間をかけて揚げられます。この豚さんは、県平田牧場から仕入れた三元豚を使用。その他、耳の部分を除いた白い部分だけのパン粉、長野県駒ヶ根産のコシヒカリなど1つ1つに強いこだわりを見せてくれます。 低温でじっくり揚げた効果なのか、肉と衣の密着度は芸術的。最初からくっついていたのではないかというほど。厚みと反比例するかのような柔らかさにも驚きます。脂の部分だけでなく、赤身の部分も含めて肉の甘さは眼を見張るもの。こういうとんかつには塩がよく似合う。 ラードは背脂ではなく内臓の腸間膜から絞り出したものなのだそうだが、これが生むコクも全体のレベルを引き上げているのでしょう。とんかつの素晴らしさを形容する言葉をすべて持ち合わせております。 — とんかつ燕楽03-3754-8243東京都大田区池上6-1-4https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131714/13034183/