2020.04.19 夜 レストランで色を持つのは料理のみ!@釜津田 フレンチ 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★☆ 麻布十番にあるフレンチ『釜津田』へ。シェフのお名前を冠したレストランがあるのは地下、階段を降るたびに導線から色が失われていきます。カラフルな絵画がスタイリッシュに飾られていたかと思えば、扉を開けば店内は黒と白のみのシックな空間に。カラフルなのが特徴であるウォーホールのマリリンモンローがモノクロになっているのが象徴的。色を持つのは料理のみ、これを際立たせるための演出というところだろうか。 コースは想像通り、色も持った鮮やかな料理が並ぶ。それらは能登の食材を中心に構成されております。料理は、カット、火入れ、ソースなどに大胆さがあり、それが同時にクリエティビティにつながっている印象です。少々金額のインパクトは避けられぬが、麻布十番という立地代も含めれば。それでは1つ1つの料理をご紹介していきましょう。料理のラインナップはこちら。「アオリイカタルタルのカクテル 柑橘のソース」二週間寝かせたアオリイカ。ねっとりとした甘味がこれを証明するかのよう。柑橘の日向夏のゼリーが酸味を効かせて。 「木の子のコンソメスープ」耐熱フィルムで熱を入れたコンソメスープ。コンソメが木の子の恩恵を受け、さらにその恩恵をアスパラが受ける。シャキシャキとした食感はキープしながらも味わいは濃厚なものに。 「鱒と和洋中のサラダ」ますの火入れで、パリパリとしっとりのコントラストが楽しめる。九条ネギ、黄韮、フェンネルと和洋中を代表するような素材だが、しっかり調和してる印象。白ワインのソースには生姜の味わいを付加。 「能登牛のサーロイン」薄切りにした能登牛のサーロイン。コンソメのソースには粗めのカットの黒トリュフを合わせる。ほんのりと酸味を帯びたソースは思いのほかすっきり。肉の旨味をダイレクトに味わえる配慮かも。 「槍烏賊のグリル」まるごと一匹の大胆な槍烏賊使い。ソースはタスマニアマスタードとフルーツトマトが務める。なんとも爽やかな一品。 「鹿とグリーンアスパラガス」しっとりと柔らかい火入れに重厚な赤ワインのソース。甘さたっぷりのグリーンアスパラガス。 「セコガニの土鍋ご飯」季節外れのセコガニが土鍋の中に登場。おそらく冷凍しておいたのだろうが、おかげで木の芽との出会いが実現している。 「かすごのブイヤベース」甲殻類並みの濃厚さ!土鍋ご飯の相方は味噌椀かと思ったが、フレンチの体をしっかり守っているようです。 「ティラミス」締めはこいつ! — 釜津田03-6453-7353東京都港区麻布十番2-14-4 エタニティー麻布十番 B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13179015/