2021.05.07 夜 十八番の十八番は何だ!?@十八番 ラーメン・つけめん 中野~西荻窪 3000円〜4999円 ★★★★☆ 野方に高円寺の中間地点あたり、環七にある老舗中華料理店『十八番』へ。創業は1963年(昭和38年)、その歴史の中心にいた十八番の十八番は何なのであろう。答えは、入り口に堂々と書いてございました。 手作りの店 当店の麺は孟宗竹を使用し打ち上げた手打ち麺です。スープは豚、鶏ガラに干した魚、貝、昆布とたっぷりの野菜を加え旨味を引き出したあっさり味です。 自慢の麺とこだわりのスープで作った「らーめん」こそが十八番なのでしょう。昔懐かしのシルエットのラーメンで、スープは口上通りの素材達の旨味がしっかり立っております。それでいて、自慢の麺の風味を損なうことのない優しい風合い。カエシのほんのりとした酸味が余韻に残ります。生姜のような香りもアクセントに機能しているようです。麺は手打ちらしいナチュラルなシルエット。青竹踏みされただけあって、もちもち感が自身の風味と楽しむ時間を作ってくれます。 だが、、、!!! ミトミえもんが推す十八番はこれではない。ゴールデンウィーク明けから9月くらいまでの限定メニュー、冷やし中華だ。麺はラーメンと同じ手打ち麺なのだが、これを受け止めるスープが絶品。酸味と甘味のバランスがばっちりとれたコクのあるタレで味付けはしっかり。この抜群の酸味は、チャーシューにもクラゲにも胡瓜にも好影響を与え、何より麺との相性が最高レベル。もちっとした食感がこのタレを十分に楽しませてくれるのです。美味い! その他、中華料理メニューも充実。餃子を頼めば、揚げ餃子のようなシルエットで餡がぷりっと詰まって登場。 水分はとんでいて、肉やニラやニンニクなどの風味がダイレクトに伝わってまいります。炒飯を頼めば、卵やネギの仕事がちゃんと見える素朴な味わいと出会えます。しっとりだけど油ぎってないのが嬉しい。 十八番の十八番は懐かしい手打ちのラーメンなのだが、他の演目もぜひ食べてみて下さい。特に冷やし中華はオススメです! — 十八番03-3338-8179東京都中野区大和町2-2-2https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13039889/