2025.08.15 昼 裏原宿で出会う、”映え”の蕎麦@BASO そば 原宿・表参道・青山 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 裏原宿に店を構える『BASO』。黒壁のシンプルな外観の前には行列る。ただ、並ぶのが苦手な人も安心してほしい。専用アプリを使えばファストパス的に順番を管理できる仕組みが用意されており、裏原らしいスマートさも。そして、その先に待っているのは蕎麦に対する新しいアプローチだ。 第一印象は、極太の蕎麦。石皿にうねりながら盛り付けられる姿は、まるでつけ麺のようなインパクト。添えられた低温調理の鴨はしっとりと柔らかく、淡いピンク色が美しい。脂の旨味は上品で、甘めに仕立てられたつけ汁と合わさることで、口の中にやさしい旨味が広がる。 ただ、全体が穏やかにまとまりすぎる印象もあり、そこに力を発揮するのが味変アイテムの数々。豆板醤を加えればキリッとした辛味が立ち、薬味や揚げ玉で食感や香りの変化も楽しめる。 そしてセットの「天玉飯」。白ごはんの上に半熟卵天をのせ、甘辛いタレがとろり。サクッとした衣の香ばしさと卵のまろやかさが混ざり合う。蕎麦と交互にいただけば、ボリューム的な満足度はさらに増す。 総じて『BASO』は、伝統的な蕎麦屋の枠の中ではなく、裏原らしい遊び心を持った一軒。蕎麦を“映え”として楽しみつつ、自分好みにカスタマイズしていく体験がここの魅力だろう。完成度としてはまだ伸びしろを感じるものの、その新しいアプローチは一度試してみる価値がある。ご馳走様でした。 — BASO東京都渋谷区神宮前6-11-7https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13285237/